お腹の空いてる時に、スーパーマーケットに行くと
焼き立ってのパンだとか、並べたてのお惣菜がやたらと食欲をそそります
買い物が済んだ後、今晩中に食べてしまわなきゃならないおかずだらけであることに気づいて
買い過ぎたことに汗たらり。
ミニの修理や車検時にも、”ついでに”っていう言い方をしますよね
オーナーが使う”ついでに”は、元々この機会にしてもらおうと考えていた内容がほとんど、ですが
ショップのオヤジが”ついでに”っていう中身はホントに今必要かよく分からん内容が
少なくないです(※多いと書くとバッシングされそうで怖い)
そういうのって、空腹時にスーパーに行くのと同じで、
この作業のついでなら作業工賃安いですよ、とかそれなりにメリットもあるんですが
仮にエンジンを降ろす必要があるとしたら、どこまでが”ついでに”の範囲か考えてみたいのです
クラッチハウジングのチェックと、タイミングチェーンカバーの脱着程度は”ついでに”の範囲かな
それと、走行距離が10万キロに近い場合は絶対にデフだけはやった方が良いです。
クラッチハウジングはラージシールからのオイル漏れ、
タイミングチェーンカバーはクランクプーリーのシールからのオイル漏れ、
チェーンテンショナーの減りも要チェックです。理由は樹脂部分を越えて減ってしまうと金属部分にチェーンが当たって切れてしまう事があって、それ結構悲劇です。
もしもこの機会にエンジンをチューニングしようと勧められたら、予算も大幅アップは覚悟しなきゃなりません。
だったらエンジンミッションのOH程度に留めておいた方が
普通のユーザーには良いと思います。
昨日のビデオみたいに、普通に乗って普通に走れるミニが結局一番楽しめます
それ以上のいろいろはオーナーの自己責任
お金払って責任もこっち?と思われるでしょうが
ミニの設計の古さと、排気量の小ささ、3ベアリングであることなど考えると
インジェクションエンジンならレッドゾーンはそのままだから、エンジン全体の受けるストレスはそれほど変わりませんが
キャブレターだとカム交換を伴ってエンジンも高回転化するし、そうじゃなきゃ乗っても面白くないですし
しばしば触れるように、エネルギーは速度の二乗に比例するから、乗用回転が増せば耐久性も落ちるのは仕方がない話
それと、時々見かけるクランクキャップの強化とラインボーリングですが
普通のミニにはやらない方が絶対に良いです。
そういう場合、クランクの軽量化もやるはずです、
トラブればWキック食らうことになってエンジンお釈迦になる可能性が高いです。
個人の書くSNS記事は信用しない方が無難です、それが誉め言葉でも。
常に誰かを責めてないと気が済まない類の人がいますし、個人なのか業者なのか態度のはっきりしない人も混じっています
女性オーナーも昔に比べれば減りましたが、ちらほらいらっしゃいます。
しかし古い車ですから、女性がミニに乗って日常の足にするというのは
例えて言えば、昨年まで男子校だった学校が今年から共学になった、そんな学校に通うようなものです
わかるかなぁ~、おやすみなさい。