これはディーラー向け整備書のフロントスイベルハブに付く上下2個のボールジョイントに関するものです。
この部分の交換に関しては、DIYで対応するには工具サイズ1-1/2インチが必要です。
モンキーでも外せますがトルク管理出来ません。
そしてシム調整でボールジョイントの動き具合を調整するんですが、
ローバー時代のディーラー整備書でもこんな説明です。
正確に作業を終えるにも、結局勘どころ頼り。
構造が現在のラジアルタイヤ&太いタイヤ、車高やキャンバー角の変更などに対応できていません。
今後もミニのボールジョイントは消耗品であることに変わりはありません。
ただし、トルク管理&それに伴うシム調整は現在のクルマにおけるボールジョイントにはあり得ない話だし、おまけにスイベルハブ周りはグリスでグチャグチャになってます。
弊社DHRは根本から部品構成を変えました。
今回製作するミニ用のボールジョイントもネジ山などはオリジナル同様UNFのままにしてありますが、他はミリ企画です。
価格も純正程度に抑えて販売します。1台分4個セットで8000円を予定しています。
ユーザーのみなさんは作業を依頼するショップで、旧来型のボールジョイントかDHR製の物かを選び、付随した工賃を払えば良いだけです。
旧来の物は装着に時間が掛かり、スイベルハブも車から外す必要があります。そしてシム調整に時間が。おまけに仕上がりのバラツキは解消できません。
DHR製のボールジョイントなら、アームから外してブレーキは着けたまま、インパクトで古いボールジョイントを外して新しいボールジョイントをシム調整なしに付けておしまい。
その工賃の差は歴然です。
お店にもよりますが、工賃は書けませんね~ww