ミニに留まらず、ローバー時代にリリースされたエンジンの多くにビックスロットルに関係した話が出てきます。
弊社DHRでも”BTD(Big Throttle DOGHOUSE)の商品名で販売しています。
この話題は”ビックスロットルって効果あるんですか?”という内容です。
答えから言いますと、エンジンがノーマルでもそれなりにセットすれば効果はあります。
例えて言えば、弊社DHRでいうところの
DHR-CCVS ⇒ WSC-VTE ⇒ DHR-SIF 少なくともここまでは、出来ればDHRダウンパイプまでやって下さい
そしたら、エンジンがストックでもBTDの効果はあります。
もしエンジンがストックのままでビックスロットル付けてもほとんど効果は分かりません。
エアクリ+ビックスロットルもほとんど効果がありません。
ハイリフトロッカー入れても効果ありません。
要は、吸排気が同時に改善されないと最大効果が発揮できません。
だったらヘッドの交換は?内容にもよりますが効果がとてもあります。
よく勘違いされるのは、どれだけ吸気をパーツで改善しても、 LCBやマフラー替えても
ヘッドのポートで詰まっていては吸うものもの吸わないんです。
CCVSはエンジン内部の負圧で吸入効果を上げる部品なので、ポートを広げたスムージングしたというな類の効果とは全く別の話です。
日本にも結構な数のMPIエンジンがいます。
MPIも48mmから52mmにスロットルを拡大出来ます。
いずれにせよ、そこだけ大きくしても効果は非常に薄いことを踏まえて
チューニングの先回り程度にお考え下さい。
弊社製はスロットル内部のボーリングだけ外注加工して他は全て自社作業です。スロットルポジションセンサーの数値補正用加工も行って出荷していますので、ハンチングが出る事はありません。