サーキットやスポーツ走行用に触媒を外してしまいたい!
と思っても、いくつか問題があります。
それは、ダウンパイプやLCBからマフラーまでの接続が
ひし形のフランジを介して繋がっているので、
長い中間パイプ一本で全てを一度に繋ぐことが出来ません。
マフラーもマフラー+触媒までのリンクパイプ形式なら中間パイプ直結も考えられますが
インジェクションミニのマフラーは、そのほとんどがフランジを持った一体形状です。
触媒ジャックというパーツもありますが、なぜかイマイチな理由に
装着すると触媒ジャック位置が下がって、ひし形のフランジがやたらと接触してしまう
そういう症状が多くあります。取り付け方や少し加工すれば回避できますが、そのまま付けてしまう人がほとんどなので製品の品質のせいにされてしまいます。
そういう事情もあって、それなら触媒を加工してしまいます。
触媒の中のセラミックを壊して出します。たくさん入っています。
そして出入り口を一本のパイプを貫通させて排気の通り道をストレートにします。
出入り口は左右上下にオフセットしているので、鍛冶屋仕事と溶接、そして出入り口を段差のない形状に整えて完成
マフラー側の2本のM10ボルトは腐蝕でボルトもナットも傷んでいます。そういう場合は触媒に付いたボルトを抜くのですが、腐蝕固着で抜けない場合はドリルで10mm穴を開け直す必要があります。
インジェクションエンジンはこれだけでもかなり排気の流動速度が上がってアクセルレスポンスも良くなります。
触媒の形はしていても触媒の機能はありませんので、車検受験の際には中身のちゃんとした触媒に戻してください。
ちなみに誤って抜いた触媒で検査ラインに入って排ガス検査を受けたことがありますが、、CO,HCともパスしました。
良い子はマネしないように。
このブログを読んでるのは、”良い子”や”「帰ってきてくれ~」の家出したよし子”、ではないおじさんミニオーナーなので、加工を希望される場合は電話でそっとお問合せ下さい。 加工費は15000円です。
15000円で前後がはっきり変わるパーツはDHRの各種パーツ以外にはないので、お値打ちだと思います。
では最後にもう一度カメラに向かって呼び掛けてください!、
そういう番組ありましたよね~ww