DHRのブログをお読みいただいていたら、既にこの写真を見た方も多いと思いますが
画像を探してる際に、これが出てきたので、久しぶりにご紹介しました。
この状態は、バルブが折れて燃焼室で踊って、ピストンに刺さった状態です。
※バルブは皿とシャフトをつないで作られるので、首で折れるんです。
こうなった時のエンジンの調子はすごく良くて
高速道路でサーキットに向かう際に、最終調整?していた時です。
まだインテグラルのA/Fセンサーを持っていない時代で、勘に頼っていました。
余りに加速が気持ちいいので、ドライバーが4速6000回転以上回した瞬間
ガシャン!の音で白煙バヒューン!
1330ccにボアアップしてレースカムにWEBER45でした。
もちろんピストンも棚落ち&部分溶解です。
さらに2-3シリンダー隔壁もクラックが入りました、一瞬の出来事。
このことがあってから、安全マージンを多くとりながらセッティングを詰めるようになりましたが
昔は筑波でもスタートから1~2周で白煙履いてブローする車が普通でした。
今はあんまり見ないですよね、いい事です。