今のように国産車の出来がますます良くなって、
車検制度もそのうち不要になるのは遠くありません。
しかし、古い車はそういう訳にはいかない。
もしもクラッチやブレーキの油圧が抜けて自動運転してるクルマに多重衝突しようものなら
対物数千万!という惨事だってあり得ます。
かと言って、ミニを楽しむうえで、ミニを車検程度の整備で飯を食っていこうとするショップをそうそうユーザーが生かしてくれるとは考えにくくなっています。
youtubeもあるし、今後映像を用いた説明で(購入者限定視聴になりますが)、ユーザーのDIYが増えると思うし
そうなるのが日本でも当たり前に思います。
旧車ブームで2輪も4輪も古い車の価格が以前より上がっていますが、維持するのは簡単じゃありません。
タイトルの2種類あって、というのは、車を停めてる状態で出来る整備と、リフトアップしなきゃならない整備の2種類です。
ボンネット開けて、顔を突っ込むだけで出来る整備はどんどん挑戦してください。
そもそも現代の常識では男性だからと言ってメカに強いわけではありません。
悪く言えば”ヤワな男性が増えています”。 スマートに言えば”そういう機会に出会わない豊かな世代”でもあります。
ミニのユーザーの多くが50歳以上という統計はないけど肌感覚?
平成になってから社会に出ていれば、手を汚して自動車をいじる事はオートバックスやイエローハットに任せていた時代なので
出来なくても普通なんでしょう。
さて、どんなに新しくても20年、インジェクションでも25年前後経ってる機械的に賞味期限が過ぎてるクルマとの付き合い方は経験が必要です。トライアンドエラーでスキルを磨くか、その時間を別の事に使って、そっちは人に任せるか、それぞれの立場で選べばいいでしょう。
例えば私は、ミニを運ぶ小さなトラックの整備をすべてその道のプロに任せています。空荷の時とミニが乗ってる時では4輪ドラムブレーキの利き具合が違うし、タッチも違います。
でも、DHR-CCVSくらいなら、皆さんでも付けることはできますよ。
WSC-VTEもそうだし、BTDもDHR-SIFもユーザー自身で出来ると思います。
そりゃ少しくらいは工具も買いましょう。でも相談いただければ、セット買いじゃなくて、必要なサイズの物をピンポイントで買うだけで済みます。
僕自身一番使い込んでるのはごく一般的な13x11mmのメガネレンチかな、KTCの。多分30年使っています。
工具も安くなり、負担は少ないです。
ぜひ挑戦してみてください。