どちらも今月8月末には販売を開始できそうです。
予定が少し遅れたところに長いお盆休みが重なって、ようやく出来上がったと連絡があったのが、
グリスニップル付きタイロッドエンドと10”ホイール用の4ポットキャリパーセットです。
4POTキャリパーについては再販になりますので詳しい説明は不要かと思います。
新しく製作販売するタイロッドエンドに関して少しお話すると、
キャンバー角を付けてミニを楽しむ人が昔に比べれば増えましたよね。6J以上の太いタイヤ・ホイールを好むユーザーも増えました。その反面、乗ってる方は、タイロッドエンドの消耗が早い事に気づいてないし、意外と無頓着です。
車検でもブーツ切れの有る無しが交換条件として優先されています。
実際に車高を落として乗ってる方もタイロッドエンドの作用角度はノーマルとはかなり違う位置なので、消耗が早いです。
皆さんもご自分のミニのドライブシャフトまわりを地面からのぞき込んでみれば、ノーマルに近い状態と、キャンバー角や車高を低く落とした場合のアーム類の角度の違いと作用角で負担が掛かるだろう事は分かると思います。
タイロッドエンドは消耗品です。その為にグリスアップニップルを付けました。
定期的に少量のグリスアップでボール部分の減りを防げます。
よくフロントハブベアリングのガタを見るためにタイヤを揺するのを見ますが、
もし、そのようなチェックでガタがあったら、乗ってる人は走行中の異音やハンドルの遊びで調べるまでもなく異常に気付いてないとおかしいレベルです。
タイロッドエンドも同じで、走行中ちょっとでもハンドル操作時に振り返し(ハンドル動かさなくても路面に反応するような運転感覚)が感じられたらステアリングラックではなく、タイロッドエンドが終わっています。
DHRの製作したタイロッドエンドはノーマル品より10㎜長く製作されていますので、キャンバー角を深く付けた場合でもステアリングラックのシャフトにタイロッドエンドが充分深く取り付け範囲が残ります。
価格もノーマル品と同等です。ご負担は増えません。
ノーマル品が2000円、ロングタイプが3500円ほどですが、DHR製は2000円で販売予定です。左右セットで4000円ですね。
販売開始時に画像等でご覧いただき、愛車にぜひ装着下さい。
交換した場合は修理工場・車検場近くのテスター場にてサイドスリップを再調整いただくようにお願いします。