これは整備の話じゃなくて、あくまでも救急用に役立つことがあるよ、というお話。
故障したミニを自分でその場で何とかしたいと思う方は
一本作って持っておいてください。
それと、検電テスターも忘れずに。安物じゃなくて通電時音の出るタイプが便利です。
ホームセンターでワニ口クリップ(小さめ)と自動車ケーブル0.75スケで2mくらい。色は何でもいいです。持ってるケーブルがあったらそれを使ってください。買いに行かなくてもいい。ワニ口クリップは買ってください。
ケーブルの両端にワニ口クリップを付けておきます。カシメた上にハンダ付けしてあれば最高です。
このケーブルで何をするかというと、
インジェクションエンジンで多い燃料ポンプの作動確認やキャブレター車の電磁ポンプをバッテリー直で動かす場合などに使います。
もしもインジェクションミニでエンジンが掛からなくなって、キーを捻った時に後部座席奥からポンプの作動音が聞こえなかったら、
インジェクション燃料ポンプのコネクターを抜いて、白線は(+)なので、タンクの白線側ソケット位置の端子にワニ口クリップでバッテリーから通電して動くか確かめます。(+)端子以外に接続させるとショートしますから慎重に行ってください。
トランクならバッテリーから、エンジンルームならセルモーターのマグネットスイッチ部分から(+)を取ります。
心配な方は平型端子を付けたケーブルを30cmくらい別に用意して、その端をワニ口クリップでつかんでください。
検電テスターも、いきなり使うのではなく、慣れていない人は間違いなく(+)が来てる配線やバッテリーで使い方に慣れておいてください。よくあるのは『電気来てない!』と判断する人の多くにアースがきちんと取れていない場合が良くあります。
思い込みで正確な判断できない事がプロでもあります。みなさんもちょっとずつ覚えてスキルアップしてください。
何事も経験ですからね!