クラッチプーリーって、何?って聞かれちゃったww

大げさな効果を説明する内容ではありません、でも例えばヘッドライトは暗いシールドビームからハロゲン、HID,LEDと進化したように、自動車は各部が独立して進化して燃費や馬力の向上、使い勝手を改善し続けているんです。

間もなくデリバリーが始まる弊社DHRミニ用オルタネーターランニングクラッチプーリーも同じようなものです。

おそらく普通のガソリンエンジン車は各メーカーがほどんどの車種でこの機構を採用しているはずです。

ではこのランニングクラッチプーリーをミニに付けた場合どういうメリットがあるかご説明します。

①先ず、日本仕様のAC付きだからこそのメリットがあります。

市街地走行はアクセルのON-OFFを常時繰り返しています。ブレーキを伴うアクセルオフより車速の調整目的でアクセルをオフにする機会が圧倒的に多いはずです。昨今の燃費向上はこの”空走間”におけるガソリン消費を抑えることで成り立っていますので、オートマティック車のエンジンブレーキが抑えられている事と目的は同じです。アクセルをオフにしても車速があまり落ちなければ前走車との車間が開かなければアクセルは踏みません。エンジンブレーキが強く働けば流れを阻害しないようにまたアクセルを踏む、そういう無駄が削られます。

②単に省エネ目的だけではなく、ミニに乗ってるユーザーだったら当たり前の”エンジン左のステディーロッドブッシュのへたり”を抑える働きがあります。つまりエンジンがアクセルのオンオフで前後にガコガコ動く原因を減少させる働きがあります。

ここで一つ、ついでだから覚えておいて損のない話、ミニのベルトは時計回りです。つまりエンジンのクランクプーリーも時計回りですよ。

オルタネーターも同じように回っています。クランクプーリーに対して外径が1/3程の設定ならオルタネーターはエンジン回転の3倍の高速で回っているので、ブレーキによって瞬時に回転数を落とした際のプーリーとベルトとの摩擦を慣性力が越えてしまうようだとベルト鳴きが起きるわけです。ベルトの鳴きは単純にプーリー山の擦り減りやベルトの消耗も原因です。その結果、強い張力を与えないと、またベルト鳴きが起きるんじゃないかと安心できない訳です。結果テンショナーも壊してしまう事になります。

皆さんは気付いていないだけで、オルタネーターのプーリーは擦り減っています。ほとんどのミニはオルタネーターのプーリーを新調する時期に来てるんですね。

ですから、今回クラッチプーリーとテンショナー、ベルトの3点セットで対応します。

③あなたがスポーツ走行好きなら、アドバンテージが生まれます。

例えばサーキットを走る場合、頻繁にシフトダウンが必要です。エンジン回転数が落ちたところからアクセルオンする際にエンジンの抵抗になっているオルタネーターが慣性力で内部のシャフト回転数が落ちていない為、立ち上がりにおいても十分な電圧が確保されています。またシフトアップの短い時間の中でもオルタネーターは回転速度を落とさずエンジンの抵抗になりません。

にわかに信じがたい方も多いと思いますが、私は2年以上使ってきました。ミニのように排気量が小さく馬力も抑えられているものほどその効果がはっきりと出るのがこのクラッチプーリーです。

世間に出回っている各種の電圧強化品よりも、単純にオルタネーターの回転数・発電能力を落とさない方が効果は大きいのです。

投稿者: ガレージ・ドッグハウス

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