曽根です。
広島のNSD様より安心オートマのご依頼いただきました。。。
遠方でもキャメルの安心オートマらくらく便 で格安に運んで来れます。。。。
運んできてくれたのは陸送ゼロの方です。。。
じゃ、NSDさんの代わりに写真撮られてください。。。
6月4日に広島でお預かりして届いたのは10日です。。
広島から届いたBSCCです。。
もちろん長距離は何台も詰める積載車の移動です。。。
そして近くの拠点からは自走でしたので15kmくらいは走ってきました。。
ギヤを入れてから繋がるまでのタイムラグは大きいけど走りだせば普通に変速しました。。。
との ドライバーからの報告です。。
インパネはセンターメーターに変更されてます。
メーターは45000㎞ですが実走行距離は不明です。。
温間時の方が症状が顕著に出る・・・とのことです。
リバースに入れてアクセルを踏んでも半クラッチのように動きます。。。
完全に滑ってますね。。
では、タイムラグが大きいという前進側は・・・・
1000回転少々では全く繋がりません。。。
2000回転前後で 急激にガツンとつながりました。。。
明らかに油圧異常ですね。。。
回転を上げて繋がると、陸送ドライバーが言うようにそのまま走行可能でした。。。
3速の滑りと4速へ入る時の抜けはありますが、
まぁ そこそこ走ってしまいます。。。
信号待ちなどで止まると、さっきと同様になかなか繋がらない状態になります。。
翌日の11日 オートマに掛かる油圧テストと残圧チェックを行いました
フィルターヘッドに油圧計を取り付け、オートマに掛かる油圧を測定します。
油温はフィルターケースを非接触温度計で簡易的に測定。。70℃です。。
前進、後退で駆動が掛からない時は油圧が不足してるのがわかりました。
リフトアップして下廻りも点検しておきます
先にドレンボルトに付いてる鉄粉をチェックします。。
ドレンボルトが交換されてますね。。。
ノーマルのドレンボルトの方が鉄粉は見やすいと思います。。。
先端にシャボテンのように鉄粉がツンツン立ってます。
ギヤドラムは削れてしまってる可能性大です。。。
おそらくドラムの再使用は不可能でしょう。
ミッションケースとデフケースの番号は同じ。。。
おそらく過去にオートマの修理歴は無いと思われます。
コイルサスですね。。
やっぱりラバコンをお奨めします。。。
足回りは大きなガタはなくブーツの破れもありませんでした。
オイル漏れは多いですね。。
もしかするとヘッドからの漏れもあるかもしれません。。
エンジン降ろして分解する前に確認します。
ラジエターのロアホースには水漏れの形跡がありました。
ダウンパイプは交換されたばかりのようですね。
リヤもコイルサスです。。
6月13日追記
エンジン不調もあるとのこと
とくに3番に異常があるとのことです。
プラグをチェックしようとプラグコードを抜こうとしたら・・・・・・
あっ・・ コードが切れちゃいました。。。
かなり前から劣化してたと思われます。。
左から2番目が 3番プラグ。。。
若干カーボンが付いてますが燃焼はしてます。。
3番を代替えコードに交換しました。。。
この状態で普通にエンジン回してる分には異常は感じません。
圧縮を測ってみますね。。。
1番から。。
1番 12.5㎏
2番 12.5kg
3番 13.5㎏
4番 12.5kg
おそらく3番は点火が弱かったので燃焼室にカーボンが溜まって
圧縮が高いのではないかと・・・・ 推測します。
6月20日追記
どうせエンジン降ろすなら・・・・ 例のあのピストン入れちゃおう! ということになり
安心オートマ + SVオリジナルのハート形ピストン 仕様に決定!!
オートマとこのピストンのマッチングの良さはすでに実証済み。。。
楽しみですねぇ
つづく
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