自動車の販売や修理に携わっていると、
３～４月は車検の更新で忙しいのが普通です。多くの人が新年度4月に車の買い替えを行うからでしょう。そういう余波がミニに関係しても色々あります。
私の住む富山では、3月から雪が降らないとは言え、みぞれや山間部、新潟長野福井はまだまだスタッドレスタイヤが必要なので冬支度は解けません。
桜も咲いてＧＷも終わった頃から本格的な新年度の始動になります。
5月はＧＷ前の混雑を避けたお客様の車検が、ウチのような小さな工場に1年分！？と思えるような台数が入庫予定です、3台とか（核爆）
先日英国のＦＲＰパーツメーカーにも1年ぶりの発注をいれて、現地10日前後には揃うんじゃないかと返事があったし、今のうちに日本まで運んでくれるキャリアの手配も必要です。物が大きいので通常通関でやってます。もうコンテナで海上輸送の時代じゃないですから。
筑波ミニデイも終わって、次はミニジャックです。
平成最後に書いたブログの、高額修理代払ってまでＡＴ直す必要ないんじゃないか、という話については、言ってみればミニ専門ショップの看板、私は自称で”ミニ屋”と言うのはいいですが、人から”ミニ屋”と呼ばれるのは立派な蔑視だと感じてるので、そういう意味でも”ミニ専門ショップ”の自負があるなら、塗装や鈑金、エンジン部品の加工以外を外注するのは”ちょっといただけない行為”と思う一人です。
それと明らかに誤った情報を拡散してる記事があります。それが引用され、さらに拡散され、末端の知識に乏しい人が鵜呑みにしてドツボにはまるケースが少なくありません。自己責任とは店選びから始まってると思いますが、そういう問題をＳＮＳで書く人が増えこそすれ減らない現在の状況を鑑みれば自分の書いてる事が少なからず他に影響を与えることを知ってるミニ専門ショップがたくさんいるので、突っ込んだ内容を避けてしまいうのかもしれないですね。
エンジンに関係した部品についての”レビュー”もそうです。何の資格も、それが及ぼす影響についても担保出来ない匿名の個人が良いとか悪いとか書くわけです。下手すりゃ自分で買ってない奴が書いてるレビューもあります。少なくとも商品レビューという文化はＦＢやアマゾンが台頭するまでなかったものです。彼らに個人情報を”抜かれ”、心優しい人には肯定的なレビューが新たな消費を呼び、ネガティブな人には同様他種の商品に誘導する、ただ単にカスタマイズされた個人向け広告に踊らされるデーターを提供してるだけです。
昔なら専門誌が編集者の立場で体験したりテストして情報を雑誌代という形で有料情報としていました。今の時代、専門誌も買わない人が多すぎでは？確かに偏った編集が感じられる時があるのは事実です。だけど、コンビニに付録目当てで売られてる雑誌ほどではないでしょ？雑誌が売れればそれに伴って内容もきっと今以上に良くなっていくと期待も持てるんですが。
こうして書いてる今も、加工屋さんから電話があってお願いしてる加工の納期についてわざわざ尋ねられたところです。早いに越したことはありませんが、周囲がＧＷとはしゃいでる時に、明日明後日で納品してくれとは、まともな人間なら言えないですよね。
という事で、ＧＷ後半を皆さんも楽しんでください。