皆さん こんにちは、
今日はMk1クーパーS レストアの紹介です。
本日、長らくかかったボディワークを終え、綺麗にペイントされたボディが
所沢ファクトリーに戻ってまいりました。
一連のボディワークは、30年近く私共に協力頂いている板金工場で、たたき上げの
職人さんが手掛けました。ご年配の方ですが部品がない時はパネルをたたいて成形し
形にしていた時代の人なので恐れ入ります。
ミニを長らく乗っている方やボディを手掛けている方は良く判ると思いますが
とにかく各部のチリ 建付け やラインが合わないんです。
特に旧車のレストアとなると、当時の状態からパネルが変わったり、適当に
補修されたりなども原因でしょうか。
ボディワークの中でも特に Mk1.-2、 アウターヒンジのドアは綺麗に合わせるのが
困難というか、非常に難しいです。職人さんの腕や経験、センス、情熱 仕上がりは
どこまで追求するかにかかっています。
今回のボディワークも沢山の課題がありましたが、とてもいい感じに仕上がりました。
ボディの色はアイランドブルーでオールドイングリッシュホワイトルーフです。
お客様には半年近くお待ち頂いているので、しっかりと最終組上げさせて頂きます。
今回ドア廻りのチリを綺麗にあわせる為にパーツを一つ製作しました。
ドアロックのストライカーです。
標準の物でドアの建付けを合わせようと思っても、スライドの限界に来てしまい
それ以上ドアが中に入らないことが過去に多々ありました。
このストライカーは、標準より5mm内側に入れることが出来ます。
この5mmという数字が、ドアのチリを見た時に全く違いが出ます。
ミニ乗りはだれでも自分のミニを綺麗にカッコよくしたいといつも思っていますから。
皆さんの中にも、ドアのチリでお悩みの方はお問合せ下さい。
さあー 最終仕上げ頑張ろー!
担当 TTさとう