プラスティックキャッチの問題も解決して、次にキャッチをガラス部分に取り付けました。
見た目曇っていますが、保護用のフイルムが貼られています。
実際にスライドガラスドアのミニに乗っている方なら分かりますが、結構ガタがあります。ただ、ガラスで重みもある為、自重で上手くロアーレールに収まっています。
今回のようにスライドガラス化をポリカーボネートで行う場合、ガラスのように固く重い素材ではないため、4mm厚では少し”たわみ”もあります。
しかしながらガラスを閉じてる状態では”コの字型”に支えられているので、レールに適正なクリアランスでキッチリ納めると、そういった”たわみ”の不安はありません。
写真では分かりませんが、スライドガラス化の為に作った金物をドアに付けて、部品を組んだ状態でないとガラスの形状もサイズも決められないため、プラスティックキャッチの取付用の穴も仮組みしたうえで位置決めが必要でした。
強化ガラスでスライドガラスをMK3ドア用に作る場合も、あらかじめ穴を開けてガラスに焼きを入れるわけですから、穴位置に全て仕上がりの良さも左右されます。多分、キット化されたガラスは今回DHRで作業したものと比べれば全体に遊びが多い仕上がりになってるはずです。
今日は富山も1日寒くて、工場も寒いです。