今は何でも疑問に思ったことはネットで調べる、それがどんな事かというと、一番多いのは,買いたい商品がもっと安く買えないか?とか、
それと、最近とても多いのは、価格が安い場合、ちょっとくらいじゃなくて大幅に安い場合、偽サイトが信じられないほど多く存在します。検索でたどり着く全く専門外の商品を混在しながら販売しているサイトは、ほとんどが詐欺です。
現にDHRの部品も聞いたこともない会社が大幅値引きで売ってますが、どうなんでしょうね?
皆さんはYouTubeみますか?
私は時々自分の趣味の関連した動画を見ますが、多くは新製品の情報なんですけど、大手の販売サイトがコマーシャルとして流す動画は良い事ばっかりがほとんどです(笑) そういうのは流す方も見る方も割り引いて見てください見てますの暗黙の了解があるので社会に迷惑を掛けるようなものじゃありませんが、個人を中心に自称ユーチューバーの流す動画は、○○系と括られるように、多くは大手とは異なる意見、タイトルからして「闇」とか「~する前に見て」とか、勝手な正義感で鼻血が止まらないようなキモイものがかなりの割合であります。
同じように結構多いのがただ単に若い女性(若くない女性も出てきますが)が出てくる、ただそれだけの、○○女子が○○した!みたいなおよそ時代に逆行する、男女同権、ジェンダーとかが普通の時代に、女性というだけで目を引こうとするみっともない考えの人たちが流す動画の多い事(笑)
さて、以前なら全くなかった話題に、英国内で売られるミニ用日本製部品があります。
これは日本での話じゃなくて、英国内ばかりの限定的な話題です
円安前までは、日本製はとても高価で、日本人自身が英国製の品質のばらつきや不具合を引き合いに出して、日本側リリースで対策品や品質を良くしたものを販売すると広告していることは知られていませんでした。
このことに関しても、矛盾の多い内容が多くあります。
例えば、昔、ミニの製造がBMC時代は部品の品質が良かったような書き方です。今は少なくなりましたが”当時物”と呼んで、代替えの新しい部品よりはるかに高い”販売価格”を設定する部品販売店がいます。
ところが同時に品質を良くした高品質”とか”強化品”の名称が使われる部品を出しています。一方では古いものが良いと言い、もう一方で改善した高品質というわけですが、固いだけ厚いだけ、というのが実際です。
それ以外にも、かつてインターネットの普及していない時代、自動車を含めて情報は専門誌に頼っていた時代
良い時代でしたよね、書店の雑誌コーナーに自動車関係なら新車情報やチューニングでたくさん雑誌があったし、カーグラやカーマガのように輸入車中心の厚い月刊誌も多かったです。バイクもそうでした。スキーなんて夏以降は電話帳みたいな厚みの専門誌が山積みになっていましたよね。挟み込まれたパンフや小冊子をゴムで束ねて積まれていました。
そういう時代に、ミニに関しては専門誌内の広告ページに他社を中傷するような広告が平気で掲載されていた時期があります。
特定の輸入品が正規だ偽物だと罵り合ってる時期がありました。今なら絶対に許されない行為ですが、日本のミニ専門店が英国製の部品をアジアでコピーして日本国内向けに流していました。パッケージまでパクリ。英国の本家がとっくに販売をしていないため、パッケージデザインを含めて買う側も気にしなくなって問題にされていません。
英国でもそのことについては問題にしていませんが、ある一社はそのことをとても問題視していて、商標権等の保護については国によって異なることもあり、タイミングを見ているとのまことしやかな話SNS上で伝わっています。
さすがに現在、ミニスペアーズやミニスポーツのパッケージごとコピー品を作って売るような業者はいませんが、少し前までだったら、売れるならやっていたと思います。ミニスペアーズは消耗品のパッケージは品番のみの簡素なスタイルが多く、自社製とはうたっていないものがほとんど。ミニスポーツは自社製ハイローキットなどはオリジナリティーを出したパッケージになっています。
さて、身近なミニのパーツに関する話題に戻すと、ミニのマニュアル車において、クラッチレリーズシリンダーは比較的故障の多い部品です。
近年、そのインナーキットを純正形状ではなく、日本車向けに作られたOHキットを使うのが当たり前になっています。
もし知らなかったのなら、グクれば出てきます。リアのホイルシリンダーについても、酷い固着で何年も放置されていなければ同様に日本車向けのシール/カップキットを使えばはるかに長持ちします。
ミニの愛好者掲示板に弊社の販売しているスイベルハブ用ボールジョイントのことであれこれ書かれています。
日本製という2社の部品は同じなのか?というのが発端で、色々な意見が書かれてあって、その大半は、英国内においても大幅な価格の違いがあること。同時に二種類を購入して比較した人はいないみたいです。
そしてそれが同じものか異なる物なのかについては同じだという意見が多いです。
同じじゃないんですが(笑) 10年5万キロの耐用を謳われていて、販売を開始したばかりのグルコサミンサプリに5年も使ってる愛好者がCMに出てくるのと同じですね。
今後はわかりませんが、比較動画が出る可能性はゼロではないけど、日本に多い「~を買ってみた」の身銭系?(爆)YouTuberは欧米にはいませんから、たぶん出てこないでしょう。
そしてその掲示板では決定的な違いについては触れられていません。つまり、ミニスペアーズで買って試した人は極めて少ないことを表しています。
DHR製は英国部品販売会社のもう一社も販売していますが、各国の支店に配って長期の欠品が続いていたんですが、今はセール期間ということもあり販売されています。
今は円安が追い風になって海外からの引き合いも多い、以前は考えてもいない時代ですが、それもやがて変わってゆくでしょう。
私が今の仕事を始めたころは1ポンドが280円くらいでした。1$が200円近く。日本人はよく来るかい?と聞いたら、来るけどマフラーしか買っていかないと笑われました。ライナーを付けてもらったりで受けとるまで2~3日かかったように思います。
その頃はまだミニを目的に日本人がイギリスまで行くことは少なく、中にはジョンクーパーガレーにまで行く人も居たそうですが、当時まだお元気だったジョンクーパーさんは日本からわざわざやってきた日本人を歓迎してくれて、最寄り駅まで送ってくれた話はよくありました。
何に付けても今よりのんびりとした良い時代でした。