曽根です。
先週の火曜日は雪が降った日です。
雪かき終わってホッと。
そういえば最近、3代目曽根号のメンテやってなかったな・・・
雪でご来店のお客様が延期でリフトが空いたんでオイル交換やらせてもらいます。
オイル量は良いです・・・・が。
ガソリン臭は強烈。。。
燃圧上げて燃料を濃いめにしてるのが原因です。
前回のオイル交換から2000㎞ですが完全にオイル交換の時期を超えてるレベル。
燃料希釈による粘度低下が一番良くないってのは口を酸っぱくして言ってるのになぁ
茶こしには何も引っかかってませんでしたが・
あ～！ ドレンボルトにはトンデモない量の鉄粉が花開いてました。。。
以前から鉄粉は多い方ですが更に増えてしまいました。
エンジン、ミッション内で異常摩耗してることは確かです。
PECSはたくさんの鉄粉を吸着して守ってくれてました。
紙フィルターでは30μ以下の鉄粉は素通りしてしまいますからPECSはありがたいです。
しかし‥どんどん増える鉄粉 すでにオーバーホールする必要があることはわかってますが・・・
PECS以外に何か延命策はないだろうか・・
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少し前になりますが、丸山モリブデンでおなじみの二硫化モリブデンが気になってたので
試してみようかとモリブデン粉末を準備してました。
ある朝の朝礼で
『ちょっと試してみたものがあるんだ』
と、スタッフに紹介しました。
オイルフィルターは楽に通過するくらいのかなりの微粉末。。
オイルに混ぜるモリブデンは粒子の小ささがキモのようです。
測りながら小分けしてみました。。
細かなモリブデンパウダー・・・手も黒くなるし 風に舞うし・・・
カウンターに付いたモリブデンは細かな傷に入り込んでしまいキレイにするのにだいぶ時間かかってしまいました・・・
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そうだ・・このモリブデンを試すのは今だ！！
3代目曽根号のエンジンミッションの中で起こっているトラブルに少しでも効かないかな・・・
約15gを500㏄のカップに入れて
今回入れるのは4CT 0W50
オイルと混ぜます
ホームセンターで買ってきた泡たて用マドラーでグルグルかき混ぜてから・・・
オイルジョッキでオイルと更に混ぜます
モリブデン入りオイル注入
それから数日の通勤で使ってみてアイドリングは安定して回転もスムーズで静かになった感じがしてます。。
モリブデンいいかも。。
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そして‥本日 第二火曜の正式なスタッフミニディ・・
なかなか水温が上がらないんで通勤中はヒーターを使わず寒かったのはたぶんサーモスタットがダメなんだろうな・・・
ラジエターの温度と水温センサーはほぼ同じように上昇してます
完全にラジエターに流れ込んできてるのでサーモスタットは開きっぱなしでしょうね。
冷却水も汚れてるな・・・
ラジエターフラッシュを一気飲みして
水路洗浄です。。。
汚れをスッキリ出したところで
サーモスタット交換
予想通り口を開けっ放しなサーモスタット。
最近、サーモスタットが壊れることが多い気がしてます。
メイドインジャパンって書いてあるけどホント？？
ハウジングのパッキンをきれいに取ってオイルストンで磨いてから取り付けます
サーモボルトのネジ山をタップでサラッてから組付けます
今度は密閉ばっちり。。ラジエターは25℃をキープしてますね。。
Youtuberのヨッシーが今日のスタッフディの取材中。。
サーモの開弁もOK
水に魔法のリキテック入れて水路メンテは完了。。。
今までオーバークールだったんで適温まで水温が上がって快調です。。
そうだ・・・今日はあそこで昼飯たべようーーー♪
キャメルから数百メートルのところの中華料理屋 来来亭。。
数年前から出前えをやらなくなったんでなかなか食べられなくなったのが寂しい。。
ここの店の私のお勧めは カニ玉丼
おぉ～ 久しぶりに食べられるよ。。。
どうだった？
最高に旨かったよ♪
水温も適温で快調。。。先週入れたモリブデンも効いて快調。。。
調子に乗って更に高濃度モリブデンにしてみようかな。。
前回の分と合わせて38ｇになるように入れます。
500㏄のオイルに20g以上の粉末はかなり濃いです。。
ダマにならないようにとにかくよく混ざるまでかき混ぜ続けます。。。
今回は継足しなのでオイルに混ぜた高濃度モリブデンをエンジンを掛けたまま入れます。。
ほぼ新油ですがモリブデンの色でオイルは黒いです。。
油温も上げて高回転キープでテスト走行に行ってきます。。。
高速道路を一定速で走行。。。
スピードは守りながら高回転キープの為ギヤは3速のまま走ります。。。
どんどん滑らかにスムーズになっていく感じです。。。
3速で100㎞/h位のクルージングでも気持ちいいくらい
エンジン回転は5000回転・・・
このまま更に走ってくればモリブデンが馴染んでもっと良くなるんだろうな♪♪♪
と気分よく走ってたら・・・
突然！
ストール
惰性でエンジンは回ってるけどタコメーターはゼロ。。
点火が止まったな。。
中央高速下り八王子ジャンクション 圏央道方向に分岐したとこでストップ
キャメルの積載車は昨日車検に出しちゃったんで保険レッカーに頼むしかない・・
外で保険会社に電話してるとパトカーが・・・
『故障ですか？』
『はい、今レッカー手配中です。。』
何も悪いことはしてないはずなのに何故かパトカーを見ると心拍が上がってしまうのはどうして？
後から来たNEXCOの黄色いパトカーとメンバーチェンジ。。
なんかホッとして待機。。
この場所は路側帯が無いので逃げ場が無く怖いけど・・・
NEXCOの女性隊員に守られて安心・・
怪しいイグニッションコイル周辺を見ると・・・
なんと・・コイルが焼けてました。。
閉磁型で良いコイルが無いか物色中でこれもテスト中の物。。
1次抵抗が0.5Ωなので本来は抵抗を入れて使うのですが抵抗なしで数か月前からテストしてました。
今までは短距離もしくは回転はそんなに上げないで走ってたので大丈夫だったのかな。。。
30分位でレッカー到着。。
キャメルの近くのレッカー屋さんでした。。。
動かない車をピットに入れる一番早い方法です。。。⇩
あー・・・ やっぱりコイルだけじゃなく配線もやられてた。
コイルのマイナス端子からECUに繋がる配線が焼損・・・
これは焼け方が異常だな。。
ECUの点火信号線が途中でショートしたような焼け方です。。。
コイルは濡れ衣か。。
ECUハーネスを剥いて点検する必要あり。。。
サーモスタット交換とモリブデン効果で気持ちよく帰れると思ったのに・・・残念。
続編は次のブログで・・・
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