台風シーズン到来。ムナカタです。
あいにくの雨模様ですが、本日初来店のMTM様爽やかに登場です(o^―^o)
今回は、エンジンストールの原因追及と色々気になるところの整備を行います。
走行チェックの前に軽く点検していきます。
オイル量は、MAXとMINの中間くらいでOKです。
オイルの粘度低下の目安となるガソリン臭は中～強くらいです。
ブレーキフルードは規定値まで入っています。
クラッチフルードは半分ちょい上くらいまで減ってしまっていました。
目視で確認できるところに漏れは見られなかったのでこまめに量の確認お願いします。
ヒーターバルブを取り外して、ケーブルが残っています。
今回は、ヒーターバルブを取り付けしてケーブルも渋くなっているので交換しましょう！
プラグコードの2番と3番に錆が少しありました。
続いて、ミニモニによるECUチェックを行います。
まず、フォルトコードがO2センサーに入っていました。
しかし、フォルト＝故障とは言えないので今回はリセットしておきます。
マルチ画面、左上から
・エンジン回転数 エンジンの回転数は（理想は850前後） 841でOKです。
・I=アイドルスイッチ 現在アイドリングかどうかの認識。（I＝アイドル）
・O2フィードバック 燃調の二次補正をしているかどうか。（C=補正している）
左下
・スロットル電圧 スロットル開度を電圧表示（0.52V）でOKです。
・ステッパー値 ステッパーモーターの現在位置
マルチ画面は概ね良好です。
MAP SENS-マニホールド絶対圧力（MAP）センサーの値をkpa表示。
エンジンかかっていない場合は、（90～100kpa）を表示します。
アイドリング時（29kpa）は正常範囲内です。
水温と吸入空気温度も表示されています。
また、冷却水も汚れていそうなので水路洗浄お勧めです。
バッテリー電圧は元気いっぱいです。
O2SENSOR-O2センサーの電圧及びその状態を表示。アイドリング時は、0.4v以下（リーン）～0.6ｖ以上の（リッチ）を常に上下しています。
現在は、動いていないようです。
O2センサーが稼働していないので、燃調補正も行われていない状態です。
続いて、ミニモニをつないだ状態で走行チェックへ向かいます。
アクセルを踏んでいるのでスロットル電圧が下がっていってしまい吹けなくなってしまいます。
これは、スロットルポジションセンサーの不良で間違いなさそうです。
今回は、スロットルポジションセンサーの交換しましょう！
ここからは、マスターと点検していきます。
オイル漏れは、フィルターケース付近に多めです。
今回は、PECS取り付けしましょう！
チェンジシールからのオイル漏れも多めなので今回交換します。
ワイパーは、ガラスに接触していると動きが重いということでした。ガラスから離すと元気に動くので今回はグリス入れ替えしましょう！
ここからは、実際にピットに来ていただいて説明しながら点検を進めていきます。
フロントのサブフレーム丸マウントが完全に剥離してしまっています。
こちらも今回交換です。
マフラーはかっこいいルーキーがついていますが排気漏れしてしまっています(´;ω;｀)
車検までには、何とかしたいところですね。。
他にも、テンションロッドブッシュ・ロアアームブッシュ・リヤブレーキホイルシリンダーO/H・ゲイターブーツ交換・クラッチフルードのエアー抜き・燃料フィルターの交換・右のドライブシャフトブーツの交換など消耗部品を中心に大幅リフレッシュです(o^―^o)
作業は順番に着工しますのでお待ちください。
続く。
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