梅雨前の晴れ間を楽しもう♪雨が天敵な石川です。
「左フロントから気になる音がするのよね~」
AKZ様が点検で初キャメルですヾ(*´∀`*)ノ
早速お宅拝見ならぬミニ拝見開始。
石川は気になる異音の点検。
シートも綺麗でヤレなくて良いですね~
おっ。ダッシュパネルも綺麗ですね。
ミニ専用ではないパワステですね。
やはりミニ専用の方が何かと良いですよ。
オイル量ok
ガソリン臭は少なめでした。
ブレーキフルード量もokです。
色は少し変色しています。
エンジンのかかりが良いですね^^
AC・ヒーターブロアの作動okです。
お?後退は良いですが前進が全然油圧がかかりません。。。
少し待っても入らずアクセルを少し煽るとやっと入ります。
そして発進時にガガガッっとジャダーも出ます。。
走行チェック。
左フロントは確かに異音ありますね。
他にはスピードメーターの針の振れが少し気になります。
オートマの方は加速時2→3、3→4の変速がしっくりしません。
戻ってきて灯火チェック。
全て点灯okです。
「リバースのストールも良いね♪」
ミニモニチェックはフォルト(故障コード)が2つありました。
MAP SENS – マニホールド絶対圧力(MAP)センサーのフォルトコード。
CRANK NG – クランクセンサー同調不調。
フォルトが入っていてもイコール故障という訳でもありません。
一度リセットして先へ進みます。
特に異常はありませんが若干ステッパー値が高めなのが気になります。
良くあるのはどこかで2次エアー吸っているケースですが・・・
水温・吸気温表示されています。
バッテリー電圧は良いですね。
燃調補正も順調にこなしています。
見ている間には再びフォルトが入る事はありませんでした。
二次エアーも吸っていなさそうです。
タペット音が少し大きいので調整したらmap値は落ちるかもしれませんね。
冷却ファンが少し左に反っています。
ベルトにクラック等ありませんでした。
リザーブタンクのLLC量は少し少なめです。
気になるフロントタイヤ。
揺すってみてもガタはありませんが・・
回してみると異音あり。
ハブベアリングは要交換ですね。
おっ!ミニ専用パワステお試しですね♪
そのミニはノックスドールのアンダーコートもしてあるので車内はかなり静かになっていますよ。
点検続き。
ブレーキパッドの残りはまだまだ大丈夫でした。
フィルターケースからの漏れはありませんでした。
タイミングカバー側にオイル漏れ少々あります。
コンバーター側は雫になって下に落ちています。
漏れ多いですね。
フロント左右はナックルジョイントのブーツが完全に切れています。
左右とも交換したいですね。
交換する時はコイルサスもついでにラバコンに戻すのお勧めです。
インナージョイントまわりはかなりオイリーです。
デフサイドシールから交換したいですね。
エンジンブロック裏側がオイルでかなり濡れています。
ヘッドガスケットも交換したいです。
マフラー吊りゴムはかなり深いクラックが入っています。
マフラー落ちちゃいますよ。
「5番が良いな♪」
ミニ専用の電動パワステは5段階の調整が容易に出来ます。
AKZ様の好みは5番(最軽)ですね^^
「そうそう。これヤヴァイと思って吊りゴム買ってあるんだよね」
さすが目の付け所が違いますね^^
滅多に見れない下からのアングル♪
フィルムがなくなるまで写真撮ってくださいね^^
アンダーガードも油汚れ多し。
オイル交換の時もアンダーガード外さず施工していたのかな?
どれーんの鉄粉は多いのかな?少ないのかな?
変わり身の術。
「おぉ!思ったより鉄粉少ないね♪」
オートマの刻印は同一でした。
エンジンマウントはかなり潰れています。
軽くお掃除しておきます。
綺麗になると気持ちが良いですね。
コンロッドに熱い視線を送るAKZ様^^
エンジニア魂に火がついちゃいますね。
普通ラジアスアームのこの辺りは酷く汚れているものですが、こんなに綺麗なのは珍しいですね^^
たまたまカーボン製品が入荷。
「これは軽いねぇ~♪」
作りもかなりしっかりしていて従来のカーボン製品とは別物ですね。
ここでタイムオーバー。
「マスター!見積もりはメールで頼むねー」
八王子駅までピンクのリバースリムジンでお送りします。
5月30日追記
オートマに掛かってる油圧を測定します
フィルターヘッドから油圧を取り出します。。
油圧計はフロントガラスに貼っておきます
暖機運転して・・フィルターケースの表面温度が約70℃まで上がりました。。
高速走行すれば100℃以上にもなりますので今回のテストよりも油圧は低くなります
ニュートラルでの油圧は・・
約6㎏ 少し低いです
Dレンジで1速に入れます。
3㎏以下です。。
通常はニュートラル油圧から0.1㎏減くらいですからこれは低すぎます
リバース油圧は・・・
4㎏ちょっとしかありません・・・
安心オートマでは11~12.㎏位でますからこれは低い。。
油圧トラブルは間違いありません。。
エンジンを止めてすぐにイグニッションONするとすぐに油圧ランプが点灯しました。
オイルラインの油圧保持ができてないです。
MINIはエンジンとオートマで油圧を共有していることから油圧低下の原因は全体でみないと解決しません。
オートマ内部での油圧漏れはもちろんですが、オイルポンプはエンジン側の部品ですし、エンジンのメタルやカムメタル、ロッカーシャフト等からの油圧抜けも考えられます。
ドレンボルトの鉄粉をチェックします。。
他のドレンボルトを用意してサッと入れ替えます。。。
摩耗粉は出てますが量は多くありません。
油圧が低いとブレーキバンドでドラムの回転を一気に止められずにズルズル回転して摩擦材が剥がれてきます。 摩擦材が剥がれて金属どうしが当たるとドラムが削れて鉄粉が出てきます。。
ギヤドラムが削られてなければよいのですが・・・
つづく。
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