花見に行きたいなぁ~。ムナカタです。
あいにくの雨ですが、幅変更車検ということで初キャメルです♪
今回の車検のメインは、車幅変更になりますので管轄の陸事に持ち込みになります。
いらっしゃいませ。
オールペイントされて綺麗な仕上がりのミニです。
早速、走行チェックをしていきます。
エンジン・ミッションともに調子よさそうです。
しかし、足回りからの突き上げが強いように感じます。また、ハンドルセンターが少し右に向いています。アクセルを踏んでついてこないような症状も少しあります。
エアコン・ヒーター作動OKです。
エアコンは、スイッチを入れるとカチカチっとスイッチが入ったり切れたりしてしまいます。細かく点検してみないとはっきりとは言えませんがサーモアンプの可能性あります。
車高は、少し上げていきましょう!
ウォッシャーは、右が出ていません。左は水の向きがあっていないので調整しましょう。
ホーンは動作OKです。
灯火は点灯OKです。
ミニモニでのECUのチェックも行います。
フォルトコード=故障コードは全部で4つのセンサーに入っていました。1つ目は、COOLANT=水温センサーに入っています。
2つ目は、AIR TEMP=吸入空気温度センサーにフォルトが入っていました。
3つ目は、MAP SENS=マップ(マニホールド絶対圧力)センサーにフォルトが入っていました。
4つ目は、T-POT=スロットルポジション(スロットル開度を電圧で表示)センサーにフォルトコードが入っていました。
フォルトコードをリセットしておきます。
しかし、T-POT=スロットルポジションセンサーのフォルトコードだけが消えません。
走行チェックをしているときのアクセルがついてこないような症状はスロットルポジションセンサーが原因かもしれません。お尻ぺんぺんスロットルポジションセンサーへの交換オススメです。
続いて、マルチ画面。
左上から
・エンジン回転数 エンジンの回転数をrpm単位で表示(現在=1117rpm)理想は、850rpmです。
・アイドルスイッチ 現在アイドリングかどうかの認識(N=NOT IDLE{ノットアイドル})アイドル認識していません。
・O2フィードバック 燃調の2次補正状態。(C=補正している。)
左下から
・スロットル電圧 スロットルの開度を電圧表示。(0.20V)
・ステッパー値 ステッパーモーター現在位置(54)
現在のエンジン回転数は高め、アイドル認識もできていません。
MAP SENS-マニホールド絶対圧力(MAP)センサーの値をkpaで表示。エンジンがかかっていない場合は大気圧(90~100kpa)を表示します。基準値は、約27~37kpaで28kpaは基準値内です。
水温・吸入空気温度は表示されています。走行チェック後ですが、水温が少し低いように感じます。こちらは、水路洗浄の時に行う水路のスリーチェックで精査していきます。
バッテリー電圧は13.1Vで低めです。理想は、13.7V以上です。
オルタネーターの発電量はしっかりあるので、アースが弱っている・何らかの抵抗がある可能性あります。簡易アーシングおすすめ。
O2 SENSER-O2センサーの電圧及びその状態を表示。アイドリング時は0.4V以下(リーン)~0.6V以上(リッチ)を常に上下しています。
現在も元気に上下しています。
SHORT FT-Short Term Fuel Trimの略でECUの学習項目の短絡的なフィードバック制御の状態を表示。O2センサーや水温センサーなどの情報をもとに燃料を調整。右下の(CL)は、Closed(フィードバックをしている状態。)
燃調補正も順調にこなしています。
続いて、オイル量はOKです。
オイルの燃料希釈による粘度低下の目安となるガソリン臭は中~強でした。オイルの粘度低下の可能性もあるので早めのオイル交換お勧め。
ブレーキフルードの量は、基準値まで入っていました。
メインリレーのブラケットは、固定しておきたいですね。。
水回りのホースなどは、過去に整備された形跡あります。今回の水路洗浄で水回りの精査していきます。
ベルトにクラック等はなく、張り具合も良好でした。
プラグ・プラグコードに腐食等はありません。
ミッションケース周辺のオイル漏れはやや多めでした。
ミニあるあるですが、フィルターケースからのオイル漏れも多いのでこちらも漏れないケースに交換お勧めです。
ミッションケース番号とデフケース番号が違うので過去にオートマ修復歴ありそうです。
足回りは、ラバコンにハイローの組み合わせ。ラバコンも潰れているので足回りのリフレッシュお勧めです。
排気系は、マフラーの排気漏れあります。今回は、車検なので交換しましょう。。
燃料フィルターも交換歴が不明なので交換したいところです。
足回りは、左右ドライブシャフトにクラック入っています。ブーツ交換お勧めです。
テンションロッドブッシュにもクラック入っています。こちらは、緊急ではありませんがラバコン交換などと一緒にリフレッシュお勧めです。
ブレーキパッドの残量はまだまだありました!
ショックは、抜けてしまっています。簡単に手で持ち上がってしまいます。走行チェックでの突き上げの原因はショックの抜けのようです。ラバコン交換などの際に一緒にリフレッシュお勧めです。
YG様にも現状を一緒に確認していただきました。
走行チェック中は、気が付きませんでしたがドアのあたりからの雨漏りもあるとのことなので今回はドアの防水加工もしていきます。
今回の車検の作戦もある程度決まりました!
では、しばらくお預かりいたします。
その間、キャメル代車を可愛がってあげてください。
続く。
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