春の陽気が感じられる日が増えてきました!ムナカタです。
前回は、足回りの整備とスタビライザー取り付けだったKWM様。
今回は、足回りからの異音がするとのことでご来店です。
クラブマンの顔を持つスタイリッシュなミニです♪
前回交換した、気持ちいいハイキャスロアアームと調整式のテンションロッドとスタビライザーはバッチリ決まっています(^▽^)/
早速、症状の確認をするために走行チェックからしていきます。KWM様のお話ではブレーキを踏んだ時に音が出るとのことでしたので確認してみるとギュイっという音が足回りから聞こえてきます。
おそらく、左前輪のほうから??
ピットに入れて足回りの確認をしていきます。
特に気になるようなガタなどは見られません。。
キャリパーを掃除して、ハブベアリング・CVジョイント付近をスプレーのグリス吹いておきました。もう一度走行チェックをしてみます。
しかし、こちらはあまり変化ありませんでした。過去の事例から見て、ハブベアリングかCVジョイントの可能性が高いと思われます。
じゃあ、大切な左足を頼むよ!
今回は、お預かりして足回りの異音の原因を確認していきます。
足回りのガタはやはりあまり感じません。。強いてゆうなら、ハブのガタがほんの少しある程度です。
早速足回りをばらしながら確認していきます。
タイロッドが自立できるのは、健康な証拠。。
ハブ周辺に目に見えるトラブルはありません。
しかし、CVジョイントを確認するためスイベルハブを外そうとすると外れません。ハブベアリングが固着してしまっているようです。
何とかスイベルハブを外してみると、グリスはかなり古くハブベアリングが完全に固着してしまっていました。今回は、ハブベアリングを交換して音が消えるのかどうかを確認していきます。一つずつ可能性の高いところをつぶしていきます。
固着していたベアリングを外しました。
洗浄して段付き摩耗などがないかどうかを確認しましたが、大きい段付き摩耗などはありませんでした。
スイベルハブも洗浄して、古いグリスを洗い流しておきます。
少し摩耗しているものの、大きい段付き摩耗などはありませんでした。
新しいハブベアリングキットで組みなおしていきます。
たっぷりのグリスを使用していきます。
組付け完了です。
ブレーキローターのスプライン部分やCVジョイントのスプライン部分にはお薬しておきました。
しっかり締めこんで音の確認をしていきます。
走行チェックをしてみると、足回りからしていたギュイッという音はなくなりました!
今回は、ハブベアリングが原因でブレーキを踏んで負荷がかかったときに音が出てしまっていたようです。。
足回りは、グリスアップもしておきます。
続いては、KWM様が交換されたヘッドライトの光軸を見ていきます。
しかし、問題発生。右のハイビームが点灯しません。
ヘッドライトカバーを外して配線を確認していきます。
配線を確認してみると、ヘッドライトのカプラー部分まできちんと電源が来ているようです。
カプラーに刺さるギボシ部分を確認してみると、本来一方向に揃っているカプラーに刺さるギボシ部分がそれぞれ違う方向に向いてしまっています。カプラーは、全て同じ方向に向いているので、カプラーに刺さるギボシ部分で接点不良を起こしているようです。
カプラーに刺さるギボシ部分はおまじないで治しておきます。
すると、ハイビーム点灯しました!
続いて、ヘッドライトが点灯したので光軸をチェックしていきます。
現在は右のライトの位置が少し低いようです。
少し調整をして
高さをそろえておきました。
灯火チェックはOKです。
最後にミニモニでECUのチェックをしていきます。
ECUにフォルトコードは入っていませんでした。
マルチ画面も概ね良好ですが、右下のステップ値が少し高めです。
マップ値も基準値内です。
水温・吸入空気温度ともに読み込んでいます。
バッテリー電圧は、もう少し欲しいところです。
O2センサーは稼働中。
燃調補正は順調にこなしています。
オイル量もOKです。
ブレーキフルード量・クラッチフルード量も基準値まで入っていました。
これにて、全ての作業が完了しました。
ご来店お待ちしております。
続く。
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