こんばんはスタッフアズマです。
前回オイル交換を行ったITO様。
公道に復帰してから2年経ちました。。。
2年ごとにミニにやってくるもの、、、そうです車検の時期です。
車検といえばまずは最低地上高のチェック
オイル、クーラントは適量入っています。
ブレーキ、クラッチフルードもしっかりと満タンまで入っていました。
ホーンとワイパー、ウオッシャーの動作も良好です。
灯火もしっかりと点灯していますね。
リフトアップして下回りのチェック。
前回のオイル交換同様タイミングカバー側にオイルにじみがあります。
ドライブシャフトインナーブーツはグリスが漏れてきているので今回の車検で交換します。
インナーブーツを外すので一緒にアウターブーツとデフサイドシールも交換しておきます。
テンションロッドブッシュはだいぶひび割れています。車検には影響はありませんが交換おすすめです。
ブレーキパッドは十分な厚さがあります。
ラックブーツは少端部が切れて中からグリスが飛び出てきています。車検NGなのでこちらも交換します。
排気系は、排気ガス漏れはありませんが環境によくなさそうです。もちろんこのままだと車検は受かりません。
触媒を持ってきていただいたのでこちらを取付けておきます。
バッテリーチェッカーでバッテリーの状態を確認。
健康度100%
充電率90%
結果はグッドバッテリーでした。
スペアタイヤも点検。エアーを補充しておきました。
水路洗浄を行なっていきます。
水路洗浄前にヒーターの漏れチェック。ヒーターコアからの漏れはありませんでした。
ラジエーターに洗浄剤を投入。
ヒーターバルブを開き水路全体に洗浄剤を行き渡らせます。
ラジエーターに温度計を入れてサーモスタッドの動作チェック。
サーモハウジングの温度を測っている非接触温度計とラジエーターの温度計にしっかりと差があります。サーモスタッドの閉じは良好でした。
サーモスタッドが開きラジエーターに勢いよくクーラントが流れ込んできました。
このときの温度は72℃、キャブ車なので開く温度が早いサーモスタッドが装着されているみたいです。
サーモスタッドの開弁も良好でした。
更に暖気して電動ファンが動作開始。
電動ファンの動作開始温度は88℃でした。
停止は79℃ 電動ファンの動作も問題ありません。
クーラントをすすぎだします。冷却水はきれいでした。
ラジエーターコアもきれいですね
ヒータージョイントパイプが樹脂製でした。
このまま使用し続けるといきなりポッキリ折れることがあるのでステンレス製のヒータージョイントパイプに交換します。
冷却水は今回エバンスというものに交換します。
このエバンス、水を一切使っておらず、沸点が190℃以上と非常に高く水路内の加圧が少ないので、冷却水漏れやオーバーヒートのリスクが減ります。また防錆効果もあるので、鉄エンジンのミニにはうってつけです。
エバンスに交換するには冷却水中の水分を3%以下まで減らさないといけません。
そのため水からエバンスに置き換えるための洗浄剤を投入。
しばらく洗浄剤を循環してから再度交換して、水分が3%以下になったところで洗浄剤からエバンスに入れ替えます。
2/26アズマ追記です。
エバンス洗浄剤2回目の投入。
しっかりとエア抜きを行い洗浄剤を入れ替えます。
引き続き車検の準備を行っていきます。
続く。
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