曽根です。
HR様 奥様が走行中に急にエンジン不調になって・・レッカー入庫です。
前回のオイル交換での点検では絶好調だったんですが・・・何が起こったんでしょうか。
ピースって場合でもないですがMINI乗りなら少々のトラブルは笑顔で乗り切ります。。
エンジン掛からないのでスーッと下って降ろしました。。。
イグニッションONで燃料ポンプは動いてます。。。
3秒ほどで止まり、その後セルモーターを回してクランク角センサーから信号が出ると再度回りだしました。。
燃料ポンプとクランク角センサーは稼働していると思われます。
燃焼の三原則。。良い燃料 良い圧縮 良い火花 をチェックする前にまずはオイル点検
本来のオイル量チェックは暖機運転が終わってからですが
オイルが入ってるか・・・の点検です。
オイルが冷えてるということもありますがガソリン臭は少ないです。。
水温は気温に近い14℃ 寒いです。。
冷えてるので燃料はガンガン出てました・・
目視なので適量かどうかはわかりませんがとりあえず燃料は噴射してます
各気筒にスパークテスターを挟んで点火チェック
全ての気筒で火花は出てます。。
プラグを見ると・・1,2番は煤で黒く、3,4番はガソリンで濡れてます。。
完全にかぶってしまってる状態でした。
プラグ掃除して再度エンジン始動を試みましたが
ボッボッボッボ・・・っと2発くらい爆発してないような感じで初爆だけはあります。
一旦お預かりしてもう少し詳しく点検するので代車をお出ししました。。
残るチェック項目は『よい圧縮』です。。
1番 約14㎏ 十分あります。。
2番は・・
同じく約14㎏・・
このMINIはハートピストンなので吸入効率が高いので圧縮圧力も高めです。
3番も14㎏・・
最後の4番は・・・
あっ、圧縮ゼロ!!
事件は4番で起こってました。。
タペットカバーを開けてロッカーの動きを点検しましたが普通にバルブを押して動いてました・・
とにかくヘッドを開けてみます・・・
つづく
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