曽根です。
IWS様から修理のご依頼の一報です。。
新車で購入してからずっと面倒見てもらってたローバー系ディーラーがついに旧MINIの修理が出来なくなってしまいました。
ディーラーも新車を扱わなくなってから20年近く経って、どこのディーラーも社内に旧MINIの整備ができるメカニックがほとんどいないのが実情でしたからね。。
オイルフィルターケースから大量のオイル漏れ・・・・
とのことで保険レッカーで緊急入庫です。
積載車に載せる際にちょっとエンジンかけただけなのに荷台に敷いたビニールの上には大量のオイルが零れてました。
オートマMINIのフィルターケースには7~12㎏くらいの油圧が掛かってるので一旦漏れ始めると吹き出すくらいに漏れてきてしまいます・・・
内装はシートもインパネやステアリングなど さすがワンオーナーという感じの上質です。
エンジンルームは少々オイリーな感じです・・
後ほど点検します。
オイルは多めに補充されていました
ピットに入れて点検していきます。
オイル漏れの箇所は、ロッカーカバーパッキンからも・・・。
それと今回のレッカー入庫の原因となったオイルフィルターから。
タイミングカバー側からもあるようです。
ブーツ切れなどはなくきれいでした。
リバウンドバッファーは潰れてしまっていました。
ブレーキパッドはまだ厚みがあります。
アンダーガードを取り外し。オイルがべっとりです。
オイルフィルターは一時的に増し締めしてオイル漏れが止まるか試してみます。
アンダーガードはお掃除しておきました。
エンジンを始動して漏れチェック。フィルターを増し締めしてオイル漏れは止まったようです。
規定トルクよりかなり強めに締め付けてるのでゴムパッキンは長時間は耐えられないと思われますので増し締めで止めるのは一時的な処置になります
灯火チェック。前後ともしっかりと点灯していました。
ミニモニチェック。エラーコードを示すフォルトはクランクセンサーが記録されていました。
一旦、リセットしてしておきました。
再発するようならセンサー交換も視野に入れます
マルチ画面の数値は表示されています。 すべて規定値内ですね
MAP値は基準値内で動作していました。 やや低めなすうちなのでバルブクリアランスは広めかと推定します。
水温、吸気温度センサーは計測されているようです。
吸気温の35℃はフェイルセーフ値と同じですが作動は確認しました
電圧は良好。
O2センサーは元気にぴょこぴょこと計測していました。 稼働してます
燃調二次補正も行われていました。
クーラーは風量3が動作しません。ファンレジスターの故障ですね。
ワイパーウオッシャー、ホーンの動作はOK。
走行チェックしたところ左前からコトコト音、タイロッドかナイロンベアリングにガタがあるようです。
引き続き確認を行っていきます。
11月20日追記
入庫時に点検したところを一緒に見ていただきます・・・
乗り心地が悪いのはラバコンが硬くなったから?
そうですね、だいぶ小さく硬くなっているようですね。
ハイローの調整ボルトがかなり伸びてます。
リヤのラバコンも縮んでました。。。
ラバコンとコイルサスとどっちがいいの?
キャメルではラバコンをお勧めしています。
ラバコン交換してからもう6年目になりますが・・
おと~と君で確かめてみてください
全然違うね。。。
あとね、もう少しハンドルが軽いといいな‥・・・by奥様。
キャメルのレンタカーレン子ちゃんにNEW電動パワステ取り付けたので試乗して確かめてみてください
5段階の重さ調整できるのと、中古部品の流用が無くAssy交換なのでもとに戻すことができます。
これは快調。。。一番重い『1』でもパワステが効いてるのがわかるね
では・・漏れないフィルターケースwith PECSでオイル交換とNEWラバコンで足回り若返り作戦で決定です。。。
続く
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