普段は購入した専門店で整備されていますが、そこから水路洗浄を勧められてキャメルに初御来店です。
カフェレーサースタイルのMK1仕様です。
内装にもかなり手が入っていますね。
1995年式のオートマです。
オイルは多めに入れてあるようですね。
準備をして、
早速作業に取り掛かります。
ヒーターコアは交換歴があります。
バルブも交換してありますので、動きが固いといったこともありません。
洗浄剤を水路に循環させます。
まだ100度より前ですが、ラジエター下から冷却水が噴き出してきます・・・。
冷却水が減ったところでラジエター内部の様子を確認しますが、サーモスタット側から流れ込んで来る様子がありません。
102度まで水温が上昇しても電動ファンが回りません。
ラジエター下のファンスイッチをジャンピングさせると、
ファンが回りました。
先に冷却水を抜き取ります。
ラジエターやヒーターコアから吸い出した水も綺麗でした。
アズマ追記です。
開かないサーモスタッドの交換を行っていきます。
サーモスタッド交換のためサーモハウジングを取り外し。
サーモスタッドを取り出しました。新しいサーモに交換します。
ハウジングにサーモを取り付け、組戻していきます。
サーモを組戻しました。
クーラントを補充します。
水路に圧力をかけて漏れチェック。
漏れはありませんでした。
暖気してサーモの動作チェック。閉じ具合はしっかりと閉じています。
サーモはほぼ規定通りの温度で開きました。流れ混み具合も良好です。
電動ファンは99℃で動作を開始しました。
停止は95℃でした。動作開始の温度が少し高いですが問題なく動作しているようです。
ミニモニでECUの状態も確認していきます。エラーを示すフォルトは無しノーフォルトでした。
マルチ画面の数値は右上から
876rpmエンジン回転数
I アイドル認識
C 燃調二次補正中
0.58V スロットル電圧
23step ステップ値
いずれも計測されています。
MAP値はマニホールド内の圧力を計測しています。
今回は基準値内で動作していました。
水温と吸気温度センサーも計測しています。
バッテリー電圧はバッテリーの実際の電圧ではなく、ECUに供給されている電圧を測っています。
電圧はしっかりとあるようです。
O2センサーはエキゾーストマニホールド内の酸素濃度を計測して燃調の濃さを見ています。
せわしなく数値が変わっており計測されているようです。
燃調二次補正は今までのデーターを総計して燃料の濃さを変えています。
基準値を100％として81％～119％の間で調整します。いまは102％なので基準値に近い燃調で補正されていました。
最後に灯火のチェックを行い作業完了です。
どの車もいいけどこのカレンダーの中なら117クーペがいいな！
SMZ様もキャメルカレンダーゲットです。
ありがとうございました。またのご来店をお待ちしております
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