ハブボールジョイントはメンテナンスフリーではありません。
確かに国産乗用車の車検要件に入るブーツの破れにあるようにブーツは消耗品です。
ですから、ブーツは走行距離次第で交換になります。
フロントのスイベルハブ上下長に制限を受ける中でDHRハイブリッドボールジョイントを設計する際に、ブーツは一般的な自動車におけるそれより潰れる事は分かっていました。つまりブーツは消耗品です。しかし規格品を使用している為永遠に部品に困ることはありません。
メンテナンスフリーは、言い換ええるなら、シム調整不要のボールジョイント、と言って欲しいのです。
ボール部分を支える樹脂パーツも現時点で十分すぎる品質の部材を使っています。
そして、ここが肝心なのですが、
その甲斐あってDHRハイブリッドボールジョイントは低価格で販売出来るわけです。
さらに付け加えると
白い樹脂カップを加工する際にできる穴でグリス注入は出来ません。。
従来型のグリスをダダ洩れさせるタイプを使う事がどれだけ時代遅れかよくお分かりいただけたと思います。
リフトアップして作業すれば4か所のボールジョイント交換は1時間以内、費用も8000円程度のはずです。