こんばんは、かじかわです。
OON 様、前回はオイル漏れ修理でした。
本日はオイル交換でご来店ですが、エンジン不調でなんとか到着です。
道中、排気温警告ブザーが鳴って驚かれたとのこと。
触媒は過熱していましたので、水を掛けて緊急冷却。
ECU 診断、アイドリング回転数が低いですね。
MAP センサー値は 66kPa。
おそらく、二次エアーをどこからか吸っていますね。
マニホールド – フューエルトラップ間のバキュームパイプが割れていました。
「犯人はこいつか !」
交換と合わせて、フューエルトラップを清掃しておきます。
汚れはさほど溜まっていませんでした。
フューエルトラップ – ECU 間のロングパイプは耐久性の高いシリコンホースに交換します。
しばらく燃料が濃い状態で走行していたため、プラグも点検します。
4 本とも真っ黒で、2 番はガソリンでかなり濡れていました。
プラグも交換します。
再度 ECU 診断、調子を取り戻しました。
マルチ画面は良好です。
MAP センサー値は正常範囲内の低め側。
タペット音がやや大きいためクリアランスが広がっている可能性があります。
水温、吸気温センサーは作動しています。
バッテリー電圧も良好です。
O2 センサーも作動しています。
燃調補正も働いています。
リフトアップして下周りを点検します。
ドライブシャフトアウターブーツにクラックがありますが、1 年くらいは持ちそうです。
オイル漏れはタイミングチェーンカバーと、
コンバーターシールからあります。
排気系に大きな擦り跡はありません。
マウントゴムもしっかりしています。
オイルを抜きます。
濃い燃調のまま走ったため、今回は黒く汚れていますね。
異物の排出はありませんでした。
ドレンボルトの先は磁石が付いていないため、鉄粉の確認はできません。
足周り緩みはありません。
キャリパーをエアーブローで清掃して、
各部グリスアップします。
洗浄効果の高い SOD-1、
WAKO’S PRO-S 15W-50 と、
10W-40 を混合して入れます。
オイルカルテを更新しました。
タイヤ空気圧は 220kPa で揃えました。
サイドウォールにクラックが入り始めています。
冷却水はリザーブタンクに補充しておきました。
お待たせいたしました、作業完了です。
本来の調子を取り戻せて良かったですね。
本日もありがとうございました。
またのご来店をお待ちいたしております。
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