こんばんは、かじかわです。
KD 様、前回は車検でした。
久し振りに乗ろうとしたらエンジンが掛からず、ということでレッカー搬入です。
MINI だけ先にいらっしゃいませ。
まずはオイルを点検、ゲージのかなり上まで入っているように見えます。
KD 様の MINI は AT ですが、トルクコンバーター内のオイルがほとんど抜けていると思われます。
AT にはコンバーターのオイルを保持するためのロープレッシャーバルブがありますが、この MINI はそれが弱っているためオイルパンに流れ込んで来やすくなっています。
冷却水も入っています。
アッパーホースからの漏れがあったようですね。
後程増し締めしてみます。
エンジン不始動の原因を追求。
マスターに燃料ポンプの音を確認してもらいますが、イグニッション ON にしても「動いてないな」と・・・。
タンク内部はかなり錆びていました・・・。
ポンプも一緒にやられてしまったのかもしれません。
一応、外部電源からポンプに強制給電してみましたが、
シーン・・・、動きません。
車両側ハーネスを確認。
検電ペンが緑色に点灯するので、回路に問題は無さそうです。
インジェクターボディからガソリンを少量垂らしてセルを回してみます。
「ブルン」と垂らしたガソリン分は回ったので、ポンプさえ動けばエンジンは掛かりそうです。
燃料タンクを外すためトランクを開けましたが、
スペアタイヤを降ろすとフロアに穴が開いていました・・・。
タンクを外して左テールレンズ下、こちらもかなり錆が進行していました・・・。
ひとまず、燃料系については作業を進めていきます。
9 月 6 日、かじかわの追記です。
ガソリンを抜いてタンク内を確認しますが、やはりそれなりに錆びています。
WAKO’S ピカタンを入れて、
熱湯で希釈。
2 日程置いて、錆を取ります。
運転席側窓が下がりません・・・、チャネルの錆だと思われます。
こちらも今後の修理計画に追加です。
9 月 7 日、かじかわの追記です。
ピカタンに 1 日漬けておいた後です。
ほとんどの錆は取れて綺麗になりました。
中を洗い流して、ある程度の水分は飛ばします。
タンクは乾かしておいて、バッテリーを交換します。
幸い、バッテリーケースに大きな錆はありませんでした。
車両の電源は復活しましたので、タンクユニットの作動確認。
針はしっかり Full ラインまで上がりますね。
取り付け時にはアームの調整もします。
本日の作業はここまで。
続く。
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