こんばんはスタッフアズマです。
前回車検でしたKTY様。
今日はオイル交換でご来店です。
最近ブレーキを踏むと異音が出るのだとか、一緒に点検も行います。
それじゃ、ちょっとツーリングしてくるからよろしくね。
お気をつけていってらしゃいませ~!
まずは点検から始めます。
オイルはしっかり入っています。
燃料希釈によるオイルの粘度低下の目安となるガソリン臭は中くらいでした
ブレーキオイルはしっかり入っています。
灯火はフロントOK
リアは右のバックランプが切れているようです。
走ってみてブレーキの異音の確認、、、
ブレーキを踏むとたしかに異音があります。。。
ピットに戻ってECUチェック。クランク角センサーにフォルトがありました。
マルチ画面は問題無さそうです。
水温はかなり高め、、、
センサーの故障でしょうか?
吸気温は動作しています。
バッテリー電圧は良さそうです。
O2センサー動作OK。
燃調二次補正はいい感じです。
水温センサーの温度が高かったので、ラジエターの上部の温度を計測すると109℃、、、
水温センサーは嘘をついていなかったようです。
こんなに高い水温なのに電動ファンは回っていません。
確認すると電動ファンスイッチのギボシが抜けていました。
ギボシをスイッチに差し込むと電動ファン動作開始。
しかし、ギボシはゆるゆるで今にも抜けそうです、、、
ギボシをブライヤーでカシメておきました。これで少しは抜けにくくなるはずです。
電動ファンが回ったことにより、水温が基準値くらいまで下がってきました。これなら問題無さそうです。
先程テスト走行で異音のあったブレーキは、、、
パッドがかなり無くなっています、
これは、交換ですね。。。
外してみるとブレーキパッドの摩擦面がほぼ無くなっており、ベースの金属部分があたっていたようです。
これが異音の原因と思われます。
一緒にローターも交換していきます。
新しいブレーキローターを取り付けていきます・・・
今回装着するパッドはディクセルMパッド。
ブレーキダストが少なく、ホイールは従来のものより汚れにくいパッドです。
装着する前に面取りしパッドグリスを塗って、ブレーキの鳴き止めをします。
装着してパッド交換完了です。
オイルを抜いていきます。色は茶褐色でした。
鉄粉は少なめ、PECSがしっかりと仕事しているようです。
茶こしセンサーに異物はありませんでした。
KTY様帰還!
おかえりなさいませ、ツーリングは楽しかったですか?
あっ!ブレーキが変わってる~!
これであの異音はなくなったはずですよ~。
パーツクリーナーで油汚れなどを洗い流していきます。やっぱりきれいなのは気持ちいいですね。
足周りに気になる緩みはありませんでした
足周り前後左右8箇所にグリスアップを行いました。
点灯していなかった右バックランプを確認すると、球切れのようです。
新しい電球に交換して点灯確認、OKです。
オイルを入れていきます。今回入れたオイルはプロステージSのATブレンドと万能添加剤のSOD-1です。
ATミニはオイルを抜いてもコンバーター内にどうしても3リッターほどオイルが残ってしまいます。
残ったオイルは粘度が低下しているため、新しく入れるオイルは少し硬めのオイルを混ぜて、粘度の低下を防ごうとしたのがこのブレンドです。
今まで水温が高かった影響でしょうか?ラジエターのクーラントが少なめです。
クーラントを補充、500ccほど入りました。
リザーブタンクは空っぽ、こちらも補充しておきました。
着地をしたら、ローター交換の為外したハブナットをトルクレンチでカチン!
しっかりと締め付けたら割りピンを入れて固定します。
ブレーキダストで真っ茶色だったフロントホイールをお掃除します。
これで、ディクセルMパッドの効果を体験できるはずです。
きれいになったホイールをトルクレンチでカチンと取り付け。
今回交換したブレーキパーツはここでお別れです。
ありがとうございました。またのご来店お待ちしております。
キャメルはブログランキング参加しています
Follow @CAMEL_MINI
キャメルオート オンラインショップ
PECSや売れ筋パーツ販売してます
ローバーミニ専門店 キャメルオート
http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002