こんばんは、かじかわです。
1 か月程前に購入されたばかりの MINI で、KT 様初御来店です。
1967 年式のオーストラリア仕様車らしく、ライセンスランプも普段見かけるものとは異なります。
このタイプのものは初めて見ました。
エンジンは 2 年程前に 1300cc に換装済みのようです。
水温計の針が高くなるのが気になるとのことです。
初御来店ですので、軽く試乗させていただきます。
ハイドロサス独特の乗り味です。
確かに、店に戻る頃になると、水温計の針は HEAT 手前です。
電動ファンは回っています。
非接触温度計で測ってみると、ラジエターアッパータンクは 92 度、
ロアータンク付近は 80 度。
サーモスタットが閉じっぱなしだとロアー側が高くなりますが、それは無さそうです。
アッパー側も 92 度なので、単に水温計が高めの位置を指しているだけだと思われます。
ひとまず、スリーチェックで水周りを点検します。
冷ました後キャップを開けると、冷却水はそれなりに汚れていることが判明。
水路洗浄もご用命いただきましたので合わせて行います。
ヒーターコアに冷却水漏れはありません。
バルブを開けて、ヒーターコアも洗浄できるようにしておきます。
ラジエターコア内部に少し錆屑が見えましたので取っておきます。
ラジエターフラッシュを入れて、エンジンを掛けます。
サーモスタットは 82 度が入っているようです。
勢い良く流れ込んで来るので、開き具合は良さそうです。
電動ファンは 88 度で回り始めました。
その時の水温計の針は 3/4 位に位置しています、やはり高めを指していただけでした。
本当に HEAT に掛かるところまでくれば要注意です・・・。
電動ファン停止は 82 度でした。
スリーチェックは終わりましたので排水します。
ラジエターの蓋から見えていた通り、汚れた冷却水が出て来ました。
ラジエターとヒーターコアから吸い出した水の汚れは少なかったですが、一度の洗浄で汚れを全て取り切るのは難しいので、定期的な洗浄を続けて少しづつ綺麗にしていきましょう。
ラジエターコア内部は比較的綺麗です。
LLC の入り具合は良好です。
クーラントブースターも入れます。
折角ですので、キャメルの試乗車にどうぞ。
ラバーコーンなので乗り心地はかなり違ったと思います。
ストミニ最新号の表紙を飾っていた MINI、実は KT 様のでした !
KT 様購入前に取材されていたみたいです。
最後に日常点検。
オイル量は OK です。
クラッチ・ブレーキフルードも入っています。
灯火類も点灯します。
お待たせいたしました、作業完了です。
本日はありがとうございました。
またのご来店をお待ちいたしております。
キャメルはブログランキング参加しています
Follow @CAMEL_MINI
キャメルオート オンラインショップ
PECSや売れ筋パーツ販売してます
ローバーミニ専門店 キャメルオート
http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002