曽根です。
TKH様から『どうしようか・・・悩んだけどやっぱり乗りたいんで車検お願いします。。』
とのご依頼いただきご引取りに行ってきました。。
ご自宅の車庫で3年間復活を待ち続けた90年式1000cc左ハンドル4速MINI。。
数メートル押していただき積載車に積み込みます。。。
クラッチが抜けちゃってスコスコなのと、
フロアにも大きな穴が開いちゃってるんでそれも直してください。。
復活車検の場合、車検切れで請求されなかった自動車税も支払って車検を取ることになるので
抹消してから新規登録にするかも相談しましょう。
キャメルに到着。。
今日はリフトが空かないのでエンジンルームだけ軽く点検したします
ウェーバーキャブに換装されてます。
ラジエターの水は・・・？ 空っぽでした。。
インナフェンダーとの隙間を埋めるストーンガードも無いですね・・
オイルは入ってました。。。
もちろん交換しますけど・・とりあえず始動するまではコレで行きましょう
スコスコのクラッチはフルードが減ってます。。。
クラッチレリーズのゴムキャップが濡れるのでレリーズからの漏れは確実。。
マスターとレリーズは併せて交換、そしてステンメッシュホースで直接繋ぐといいですね。
ブレーキフルードも減ってました。。
リフトアップしてから原因調べます
ガラス管ヒューズとラインヒューズ・・気になりますね。
できればブレードヒューズに交換したいです。
ポイント式の59Dデスビです。 おそらくオーバーホールが必要でしょう
ヘッドライトはシールドビームからH4タイプに変更されてました。
リフトアップして、下周りを点検します。
右ドライブシャフトインナーブーツが割れています。
チェンジシール、チェストカバーからオイル漏れが有ります。
左右リバウンドバッファは千切れてしまっていますね。
フロアは錆びて穴が空いています。
リア周り、ハンドブレーキゲイターブーツは要交換です。
マフラーマウントは、かなりの劣化が確認できますので、こちらも交換しましょう。
ブレーキマスターシリンダーのタンクキャップが破損しています。
フルード漏れの箇所を探します。
サーボの奥、P バルブから漏れていました。
水は 500mL 程入りました。
ガソリンタンク内は錆びている様子は有りません。
エンジンを掛けてみますが、すぐに水が漏れるといったことはありませんでした。
再度リフトアップして点検すると、マフラーからの排気漏れが有りました。
6/6アズマ追記です
車検に向けて作業を開始していきます。
前日にもエンジン始動して、点検していましたが、アイドルが安定せずすぐにエンストしてしまいます。
スパークプラグを開けて焼け具合を確認すると、真っ黒です。燃調が濃いようですね。
キャブのアイドルミクスチャスクリューを調整したら調子よくアイドルするようになりました。
車検前に再度調整しますがとりあえずはこれでいいでしょう。
足回りのブーツ交換のため分解していきます
外した部品は洗浄して新しいグリスを入れていきます。
新旧交換の儀。新しいブーツに交換します。
インナー側のブーツの交換が完了しました。
アウター側も分解洗浄し新しいブーツに交換します
タイロッドとラックブーツの交換も行います。
作業していたら、結構ガタガタ、このガタはタイロッドだけではなくナイロンベアリングもですね、、、
せっかくですので交換しましょう。
外したナイロンベアリングは粉々になってしまっていました。
新しいナイロンベアリングに交換です。
タイロッドとブーツも新しいものに交換です。
足回りを組戻していきます
左側はタイロッドとブーツの交換を行いました。
着地したらトルクレンチでカチン！しっかりと締め付けます。
リバウンドバッファも交換しました。もともと付いていた右のリバウンドバッファは原型をとどめていません
新しいリバウンドバッファに交換しました。これから頑張ってもらいましょう。
6/7アズマ追記です
リアブレーキカップキットを交換していきます。
ホイールシリンダーのブーツをめくると、ブレーキフルードが垂れてきました。カップキットがだめになっているようです。
新しいカップキットに交換します。
ゲイターブーツも一緒に新しくします。
組戻して、お化粧直ししてカップキットとゲイターブーツの交換完了です。
6/10アズマ追記です
Pバルブとクラッチレリーズ交換のためブレーキマスターを取り外します。
ブレーキオイルが漏れてしまったPバルブを取り外します。
クラッチマスターを取り外したところ、下の方からフルードが漏れていました。
クラッチレリーズを取り外しました。
レリーズは新しいものに交換します。
レリーズ内のピストンは国産車用の丈夫なものに交換しました。
クラッチマスターも新しいものに交換します
取付けたらフルードの補充とエア抜きを行ないます
新しいPバルブを取付けます。
こちらもフルードの補充とエア抜きを行ない作業完了です。
6/11アズマ追記です
触媒の付いていないこのエキゾースト、もちろんこの状態では車検は受けられません
マフラーを外していきます。
マフラーが錆びついて外れないので、バーナーで炙っています。
無事外れました、、、
フロントパイプからマフラーまで一体で出来ている大物です。
新しいエキゾーストを取付けていきます。
当然ですが、車検のために触媒を取付けます。
マフラーはピカピカのカッコイイものになりました。
漏れてしまったチェンジシールを交換します。
古いシールから新しいシールに交換です。
一緒ににブーツも交換しましたこれから頑張ってもらいましょう。
キャメルはブログランキング参加しています
Follow @CAMEL_MINI
キャメルオート オンラインショップ
PECSや売れ筋パーツ販売してます
ローバーミニ専門店 キャメルオート
http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002