曽根です
何台ものクルマを乗り継いできてるTSM様。。
そしてやっぱり気になるのはMINIでした。。
これから商品車仕上げしようと準備中だった94年式スプライト 4F。。
MK-1ルックとキャブレター車というのが気に入っていただき試乗できるように準備しました
気難しいとおもっていたウェーバーキャブでしたが
予想に反して一発始動で快調なのです。。
キャブらしい吸気音は魅力。。
試乗してみると・・・どんどん感覚が蘇ってきました。。。
やっぱりマニュアルは楽しいし。
これだよねー♪
2速のシンクロはやや弱ってますが是非ダブルクラッチで克服してください。
ダブルクラッチでシフトダウンすればシンクロが弱いくらいの方がスコンと気持ちよく入るのです。
そして・・・新しいラバコンの乗り味はおと～と君でお試しください。
新しいラバコンの乗り心地最高！！
これに乗っちゃうとラバコン交換するしかないよね。。
じゃ 新しいラバコンで足回り一式リフレッシュと納車整備お願いします。。。
はい承知しました。
ラバコン･ショックアブソーバー、サブフレームマウント、気持ちいハイキャスロアーム・・でバッチリ足回りはリフレッシュします。
ラジエター、ウォーターポンプ ホースなどの水廻り一式交換
ハブベアリング、ボールジョイント、10インチディスクローター、パッドなどすべて新品で整備いたしますね。
では、登録書類の準備もよろしくお願いします。
3 月 29 日、かじかわの追記です。
納車整備、始めていきます。
まずはフロント足回りから、ひたすら分解していきます。
ブレーキディスクローター、
スイベルハブ、
ドライブシャフト、
テンションロッドとロアーアーム・・・。
並べて見ると、こんな感じ・・・。
スイベルハブから綺麗に洗浄していきます。
ボールジョイントを交換いたします。
ロックタブを取り付けて、
シムでクリアランスを調整しながら組み付けていきます。
程良く決まればジョイントを取り付けて、
グリスアップです。
アッパー側も同様です。
次はベアリングです。
グリスをしっかり塗り込み、
カラーと一緒に組み付けます。
今回、調整式テンションロッドと気持ちいいハイキャスロアーアームを取り付けます。
フルアジャスタブルにすることで、アライメント調整を様々に行うことが可能になります。
ブッシュ類は D. O. Trading 様の高品質品で組みます。
今回ロアーアームのキャスター調整用コマは、標準 3 度用のものをセットいたしました。
まずは、アライメントは純正で、新品ラバーコーンの乗り心地を体感してくださいね。
続いて、ドライブシャフトをオーバーホールしていきます。
分解・洗浄してから、
新しいグリスを塗り込んでいきます。
インナー、アウター共に組み上がりました。
左右デフサイドオイルシールも取り替えます。
錆が出ていたブレーキディスクローターも新品に交換いたします。
左タイロッドを取り外して、
ナイロンベアリングを差し替えます。
タイロッドもグリスを入れ替えて、
ステアリングラックブーツとタイロッドエンドも交換します。
サスペンション周りを分解していきます。
アッパーアームと取り外すと、
ハイローキットとラバーコーンが取り出せます。
ラバーコーンは潰れ具合からして、おそらく新車時から付いているものでしょう・・・。
ラバーコーンと合わせてナックルジョイントとハイローキットも交換いたします。
新品のラバーコーンを入れていきます。
フロント側の交換サイクルは約 10 年です。
次回交換時期にも TSM 様が乗られていることを祈って・・・。
タワーマウントも交換、サブフレームとボディの間に差し込みます。
フロントサブフレームマウント、フロント側とリア側共に交換いたします。
特にリア側はマウントがしっかりしていなければボディに負担を掛けてクラックの原因となります。
次はブレーキキャリパーをオーバーホールします。
ピストンを取り外して洗浄・・・。
リペアキットで組み付けていきます。
ピストンまで入りました。
水周りを分解していきます。
かなり年季の入ったウォーターポンプも、
新品に取り替えます。
サーモスタットやハウジングボルトも交換します。
V ベルト 2 本も交換します。
ファンブレードとホースまで組んだところです。
ラジエターはストーンガードを巻いてから取り付けます。
プラグコード、コネクタにクラックが有りましたので交換します。
ブレーキマスターシリンダーも Assy で交換します。
リア周りの作業を始めます。
まずはサスペンションから。
フロント同様、ラバーコーンやハイローキットを新品に交換いたしました。
真ん中の新品のラバーコーンと比較すると、どれだけ潰れていたのかがよく分かります。
リアハブベアリングも交換します。
リアブレーキは日本製カップを組み込みんで交換します。
ゲイターブーツとシュースプリングも組み換えます。
シューは面取りをしてから取り付けます。
燃料タンクセンダーユニットも交換します。
長年使用しているとフロートにガソリンが入って正確な残量表示がされなくなります。
ロッカーカバーパッキンとグロメットも張り替えます。
接着を待っている間にタペット調整をします。
LLC と、
クーラントブースターを注入して、
ロッカーカバーを取り付けてオイルも注入します。
バッテリーも交換して、大方の納車整備は完了しました。
登録検査に向けて、いくつか対策が必要な箇所も有りますので、それらは後日対応していきます。
続く。
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