曽根です。
KTO様、
箱根の登りを2速で気持ちよく全開で走ってたら・・・
パンってボンネットの隙間から白煙が出て止まっちゃった・・・
再始動したんでそのまま下ってガソリンスタンドで点検したらオイルも水もちゃんと入ってたんだけど何だったんだろう・・
その後、普通にエンジン掛かって快調に戻ってきたんだけど何だったんだろう???
とご来店です。
かなりキツイ登り坂だったけど、水温も油温も100℃位だったんだよね。。
パンって止まるまでは凄く気持ちよく上まで回って快調だったんだけどなぁ。。
このイエローMINIはオートマですが
ビッグバルブヘッドと 前回付けたハイリフトロッカーの快速仕様。
何が起こったのか点検してみます。。
オイルは適量。 粘度もOK
冷却水もとくに補水してなくてこの量なら問題なし。。。
ヘッドガスケットから冷却水が漏れた跡がありました。
エンジンが熱い状態の時に急にエンジン止まったんで僅かにヘッドが反って水が染み出たのでしょう。
外してヘッド面研するまでも無いと思いますが、急に止まったことでかなり温度が上がったことがわかります。
ミニモニでECUチェック。。。
クランク角センサーにフォルト・・・
このセンサーは高温に弱いので全開走行で熱くなったエンジンの影響で
一瞬失火してパンとバックファイアした‥とも考えられますね。。
現在は正常に動いてるので・・
一旦リセットして様子見ることにします
MAP35Kpa は基準値内ですが若干バルブクリアランスが狭くなったかも・・・
ノーマルエンジンだと、30~33Kpaが基準値です。
ハイリフトロッカーは少し広め(0.45㎜)のバルブクリアランスが必要です。。
水温92℃
電圧OK
燃調補正もOK
去年ワークスATもハートピストンに交換後、燃焼温度が上がったことで
排気バルブのステムが予想以上に膨張してバルブのスティックしてしまうというトラブルに見舞われました。
バルブクリアランスが狭くなるとバルブシートとの密着時間が短くなることで放熱しにくくなるということもあるのでクリアランスのチェックと調整しておきます
前回ハイリフト取り付けた時に0.45㎜で合わせましたが若干狭くなってる部分もありました。。
まぁ、それはそれほど問題なかったんですが・・
プラグを外してみてビックリ
4本とも焼けすぎで真っ白ですが3番プラグが・・
電極が溶けてました。。。 明らかに異常燃焼。。
教科書の写真よりこっちの方がよけいに溶けてる。
全体に焼け気味なの燃調が薄かったようです。
前回のハイリフトロッカー取付けた時に燃圧はそのままでした。
ハイリフトロッカーでリフト量が増えて吸入空気がグーンと増えた証拠です。
しかし、3番だけ溶けてたのは何故か・・
3番のプラグ孔から覗くとピストンの頭にオイルが溜まってるのが見えます。。。
かなりブローバイが多いですね。。。
ブローバイが多いことで更にピストン温度が上がったのがプラグが溶けた原因のようです。
何か・・キャメルの魔法で何とかならない?
うーん、ピストンリングに効いて圧縮を回復する薬があります。。
ガソリンに入れて約1万㌔ほど効果が持続する FORCE-1
古いブログですが初代曽根号で圧縮向上するのを実証してます。。。
これでブローバイも減るんじゃないかな・・。
よーく シェイクしてね。。
気持ちを込めて一気に入れちゃってください。。
そして、最重要なのは燃調。。。
ハイリフトロッカーで吸入空気が増えた分燃圧を上げて燃調も濃くします。。
ビッグバルブヘッドにした時に最大燃圧を 1㎏から1.4㎏まで上げてましたがこれでも薄いということでした。
S.V.の燃圧魂 SFRで 燃圧増強
一気に1.55㎏まで最大燃圧を上げました。
走りながら空燃比が分かるA/F計があるとイイですね。。。
これから1380㏄ハートピストンへのバージョンアップを予定してるのでそうなればA/F計は必須パーツです。。
じゃ、また箱根行って試してくるよ♪
様子見ながらにしてくださいね。。(笑)
ありがとうございました。。
そして・・・
『燃調濃くしたら、凄いトルクアップしたよ。。!!!』
とホットな連絡いただきました。。
箱根・・ほどほどに(笑)攻めてきてくださいねーーーー。
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