ミニも乗る、バイクも乗る、という方は多いと思いますが
スムースバルブっていう名前を聞いた事がありますか?
ハーレーダビッドソンの1200ccモデルに付けるパーツでインジェクションエンジンになってから日本で販売されてる部品なんですが
理屈はミニ用の弊社DHR-CCVSと全く同じですww
DHR-CCVSはその値段と効果を考えれば、コスパ非常に高いです。
ショッピングサイトのレビューでも概ね良い評価をいただいています。別に都合の悪い事は何も書かれていないので、ぜひお読みになってみて下さい。
ブログをさかのぼって読めば効果効能は健康食品のCMみたいにじゃかじゃか出てきますが、簡単に説明すると、ピストンが下がってインテークから混合気を吸い込む動作によってエンジンにガソリンが入る効率を上げているのがDHR-CCVSです。
ミニのインジェクションエンジンはECUが書き換え出来ません。
あくまでもECUが持つ設定幅でインジェクションが自己チューニングして燃調を合わせます。
ミニのO2センサーも省燃費で排ガス対策優先の物ですから、ナローバンドと言われる設定幅が狭いタイプです。
そういった限られた余地を上手く使って誰が乗っても違いが出るような”チューニング”をしてるわけです。
インマニの太いパイプにコルクを入れるのは、スロットルより上部につながっているからで、ここを開放してしまうとピストンが下がる際に発生する負圧を逃がしてしまうからです。両端で閉じているのと同じ理屈です。
ノーマルのエアクリーナーボックスを推奨していますが、円形のスポンジドーム状のエアクリも高回転時の吸気には良いでしょうが、3000回転までは混合気が薄くなりすぎてパワーダウンしています(ECUチューニング出来るならいいですが)。
古いOHVエンジンという意味で、ハーレーもミニのキャブからインジェクションに変わっていった理由は同じで、ほぼ排ガス対策に尽きます。ミニが先に無くなってしまいましたが、ハーレーも間もなく空冷から水冷に変わり、もっと複雑な制御になって”らしさ”を失うのも時間の問題でしょう。