曽根です。
SIT様 前回は『インジェクション→キャブ』の公認書類と水路洗浄でした。。。
今回は、その公認書類が必要な・・・車検でご来店いただきました。
あんまり乗ってないんだけどね・・・とSIT様
室内はシンプルでキャブの旧車っていう雰囲気が出てます。。。
あら・・1年半前の前回来店時から数百キロしか伸びてませんでした。。。
このMINIの他に、シトロエン2CV 旧ワーゲンビートルもあるからですね。。
いや、これから乗ると思います・・とSIT様。
フェンダーレスで決まってますが・・・車検はオバフェン必要ですね。
お決まりのルーカスミラーも車検だと先端が尖ってちゃダメ・・って言われます。
保安基準では先端の直径が2.5㎜以上なんだって・・。
最低地上高は9㎝ OKです。。
ブレーキフルードの量はOKなので漏れは無さそう。リヤブレーキカップは毎回交換するのでフルードも全量交換します
ブレーキマスターの左にはインジェクション車だった名残りのECUがあります。
点火とクーラーコントロールだけで稼働してます。。
点火信号はクランク角センサーから取ってECUが回転数とエンジン負荷に応じて進角コントロールしてます
エンジン負荷の状態はインマニの負圧でECUは知ることできるのですが、
アイドリング時でほぼ大気圧。。。
前回ブログにも書きましたが負圧の取り出し口がSUキャブのスロットルバルブのところなんですね。。。 インマニから取ればアイドリングの時は真空に近づきます。
この辺りは前回ブログで詳しく書いたので参照してください。
オイル量はちょっと多いくらい。。
距離走ってないんで汚れは少ないんですが・・・
ガソリン臭が強め。。 燃調が濃いのかも
燃料希釈による粘度低下が一番よくないので今回オイル交換をお奨めします
メインリレーはタイラップで固定されてます。。
これでもOKですが、 ブロスさんから出てるマルチリレーブラケットだとスッキリ固定できますね。。
クラッチフルードは量も色もOK
では、キャメルの廻りのテストコースを一周してきます
低回転からトルクが出てて乗りやすいですね。。。
たぶんちょっと燃調濃いめのセッティングだと思います。。。
車検受ける時だけはちょっと薄くした方が良いかも。。
助手席にSIT様に乗っていただいてます。。。
足回りは固いですがガタは感じませんね。。
戻ってきてリフトアップして下廻り点検です。。。
オイル交換で来店中のHSG様ご夫妻も一緒に点検してくれちゃいます。
右足回り ガタも破れもなく良好でした
ブレーキパッドもまだOK。。
左足回りもOK ナイロンベアリングにもガタはありませんでした。
左のドライブシャフトの隙間からエンジンの背面を覗くとややオイル漏れがあります。
1番側のヘッドパッキンからか、タイミングカバーパッキンから・・特定できませんが状況観察ってことで・・・。
SIT様にも確認していただきました。
旧車乗りのSIT様は、『このくらいのオイル漏れは気にしません』
はい、では車検時は洗浄だけしておきますね。。。
チェンジシールからの漏れ対策? シーリングしてあります
HSG検査員の厳しいチェックも入ります。。。
『いいじゃないですか』 はい合格!!!(笑)
リヤのラバコンは新車当時のダンロップ製。
この潰れ具合から推測すると前はそうとうペッチャンコです。。。。
ラバコン交換して新車の乗り心地にしたいところです。。。長期計画に入れておいてください♪
ガソリンタンクはインジェクション車のままですが、
トランク内の右側に取り付けられたキャブ車用の電磁ポンプを使ってます。。
では、送迎用リムジンでお送りします。。
2月8日追記
熱を逃がさないようにマフラーに詰め物したりして・・・
2 月 16 日、かじかわの追記です。
2 月 18 日、かじかわの追記です。
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