ミニの燃料タンクは容量が少ないので、常に予備燃料を携行している。よくホームセンターなどでも売っている赤い鉄製燃料缶は錆びるので、ステンレス製の5リッター缶を奮発して使っている。仕事場が都心に近づいてからは、予備燃料が必要なシーンに出くわすことはないけれど、田舎事務所の時は日曜日や夜中に給油できないで、けっこう慌てることが多かった。その名残、携行が習慣になってしまった。出張先では頻繁に給油しているのに、日常的にはゲージ目一杯まで走ってしまう……。燃料ポンプにも良くないからその習慣は改めようとは思っているのだけれども、ね。
ところがだ、燃料缶への給油は推奨しないというではないか。まぁ、それでも完全にNGということではなかったのでお願いすると、種類に記入して身分証明書のコピーを控えさせてくれととのことだ。どうやら、京都アニメーション放火事件以来、燃料缶への燃料販売は管理態勢が厳しく指導されているようだ。まぁ、いっていることは理解するけれども、少々的外れ感も否めなかった。ゆえに燃料缶への給油希望は厄介な客、なのである。消防や警察もいろいろと大変だろうけど……
給油のついでにシュアラスターから提供いただいた燃焼の洗浄剤を注いでみた。なんか変わったかなぁ……、インプレッションが苦手なボクは今のところ実感はないけれど、続けると良いことがある、かも知れない。
田代(G)基晴
10月号より本誌編集長:ミニより1歳年下の1960年生まれ。ミニ・フリーク誌のスタートからどっぷりミニ漬けの人生。現在はフリーランスの写真家、編集者として活動。趣味の伝道師を目指し、日々精進している…