曽根です。
STZ様 信号待ちなどの停車中にエンジンストールすると、その後なかなか再始動しなくなっちゃう・・・・とSOSで初キャメルです。。。
積み込むときにはエンジンも冷えてたこともあるのでしょうか・・・問題なくエンジンは掛かったそうです。
降ろす時もすんなりエンジン始動。。。再現させるには走ってみる必要ありそうです
レッカー業者さん、キチっとカバーしてくれてます。
外装も内装もきれいなMINIです
新車当時のオリジナルパーツが多い中で、IGコイルは交換されてましたが1次抵抗が3Ωのポイント車用ですね。
プラグコードも替えると更に良さそうです。
オイルは交換したばかりのようで、すごくキレイでした
ブレーキフルードもOK
ストールの原因がECUが記憶しているかどうか・・・・・
いきなりフォルト4連発。。
吸気温センサー
スロポジセンサー
クランク角センサー
MAPセンサー
以上4つのフォルト。。
フォルト4つの中にストールの犯人が要るかもしれませんが一旦フォルトは消して再発するかをチェックします
マルチ画面
アイドル回転 アイドル認識 燃調補正
スロポジ電圧 ステップ値
右下のステップ値が小さすぎることを除いてすべてOK
インマニの負圧でエンジン負荷を感知する最重要センサーのMAPセンサー
落ち着かず上がったり下がったりを繰り返してました。。。
数値的には37Kpa以下を適正範囲内としていますが
それ以上の数値まで振れてます。。
水温
吸気温
電圧OK
燃調補正も無事こなしてます。。。
走れば分かるかも・・・・と思いながら試乗テスト
ストールする気配はなく快調です。。
エンジンが温まってないからかも・・・・・
それより、足回りからのガチャガチャ、ゴトゴト…音と振動が気になります。
リフトアップすればすぐ分かりそう・・・。
ピットに戻ってアイドリングさせてたら、軽いハンチングが始まりました
ピクッとタコメーターの針が一瞬下がってから、回転が上がるという動きを繰り返してます。
さっきの4つのフォルトの中ではクランク角センサーが怪しいかも
エアクリーナーを外してみると、インジェクターホルダーが変色するほどバックファイアーの形跡
バックファイアは燃料が薄いか・・ 点火時期が早すぎるか・・・点火が弱いか・・
クランク角センサーの信号が止まると燃料ポンプも止まるので、点火か、燃料かの切り分けがしにくいところですが、 クランク角センサーが重要参考人になることは間違いないです。。。
リフトアップして、足回りのガタツキの原因を探します。
右前タイヤを動かすと、ガタガタ・・・・
ハブベアリングにかなり大きなガタがあります。。。
ボールジョイントにもガタがありますが、ハブベアリングのガタに比べたら何でもないくらい(笑)
ハイローキットの調整ボルトはほぼ伸び切りです。。
ラバコンが超ペッチャンコになってる証拠。。。
アッパーアームを下から支えてるリバウンドバッファーが切れちゃってますね
右のドライブシャフトブーツのヒビは中くらい。。。
次の車検には交換になりそう。。
テンションブッシュはだいぶ潰れてました。。。
左前足回り。。。。
さっきのゴトゴト音の犯人いましたぁ~
ナイロンベアリングにかなり大きなガタ。。
これは交換しないと更に大きくなって金属音になります
左のナックルジョイント・・・
樹脂カップが飛び出してますね。。。
カップの底が抜けちゃって金属通しが接触してしまってます。
ナックルジョイントの上にハイロー、その上にラバコンがあります。
どうせなら、ラバコンもショックも一緒にリフレッシュして新車の乗り心地をゲットしたいところですね。。
マフラーは新車から交換されてないようです。。。
マフラーに大きな凹みがありました。
まだ排気は漏れてませんが状況観察です。。。
そして、夜、STZ様ご来店です。
始めまして・・ よろしくです。。。
まずは おと~と君に乗って、異音と振動のあるSTZ様のMINIと比べてみてください
じゃ、行ってきます
全然スムーズなんですね。。。
今まで自分のMINIしか乗ったこと無いので、足回りの振動も 『こんなもんかな』 って思ってましたけど全然ちがうんですね。。。
とりあえず今回の修理メニューは・・
クランク角センサー、ハブベアリング、ナイロンベアリングの交換まではOKいただきました
つづく
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