ご無沙汰しております。
来週2/11に第1回トラックディがありまして、そこから2020年シーズンが始まります。昨年は一度もまともに走れないという辛いシーズンでしたが、心機一転頑張ろうと思っておりまして、その第一歩となります。気合いを入れねばなりません・・・、が、身も心も平和ボケしてしまっってますので実戦に向けたリハビリが大変だなあと覚悟しております。
エンジン本体は昨年の夏頃に仕様変更を終えてまして、1,440ccの5ポートヘッドから1,380ccの8ポートに変更しております。
ロングストロークのクランクシャフトを活かしてそのまま1,460ccというのも考えたのですが、ロングストローク仕様はメカニカルなロスが大きいという懸念があり(こちら)、その心配の少ない1,380ccでまずはとことんやり尽くそうと考えました。クランクシャフト、コンロッド、ピストンをフルセット買い直す必要があり、財布へのダメージは甚大でしたがw
もともとスッキリしていたエンジンルームですが、8ポートヘッド仕様にしたことで更にスッキリしました。
夏以降、エンジン本体以外での仕様変更はこちら↑。
今シーズンからコンピューターを変更します。Haltec社のElite550というタイプのフルコンです(こちら)。しばらくはフロアに転がっていたのですが、最近ようやく助手席のダッシュボード下に安置されたようですw
これまでSpecialist Components社製のTyphoonを使ってきましたが、実は昨年年初に壊れました。失火しがちでコイル交換などを試みてはいたのですが、最終的にはコンピューターの点火コイルへの出力部分の基板が焼けて機能停止しました。
まあ英国製ですからそういうトラブルもあるよねということでコンピューター本体を買い直したのですが、そのロットから新しいバージョンの制御ソフトしか対応しなくなってまして、しかもその制御ソフトが通信エラーでデータがセーブできないというバグを持っていてまともに動かせなかったんですよ。セットアップの努力が無駄に消えるのを何回か繰り返して耐えられなくなり(P師が)、またSVの他の車両でもレース中に基盤が焼けるというトラブルに見舞われて凹んだこともあって(P師が)、この機会に他社製に乗り換えることにしました。
Haltecを選んだ理由ですが、国産車のチューニングに用いられることが多く、SVアドバイザーの大川さんも多くの車でHaltecを使ってセットアップしてきたという実績があるとのことで、蓄積されたノウハウを決め手にしてこれを選びました。SCで苦労したことを考えると「信頼性が高い」と言い切れると安心なのですが、トラブルの情報は見つからなかったことから信頼性はそれなりに高いと期待しています。
Haltecはオーストラリアの会社で、日本ではチューニング大手の東名パワードが代理店になってます。が、東名パワード自体はセットアップノウハウの開示を殆どしていないようでw、その他の心あるショップが頑張っているのが現状のようです(こちら)。
Elite550の特徴の中から気になる部分を抜粋しますと、
・Haltecの中では4気筒用のエントリーモデルの位置づけ。ただし4気筒に対してシーケンシャル噴射および点火制御が可能など相当に高機能。
・防水仕様!w コンピューターの売りとして防水ってどうなのよと思わないこともないですが、ミニにとっては極めて重要です。
・3気圧までの圧力センサーを内蔵。大気圧補正が可能なので、富士スピードウェイや雨天時の補正などで重宝しそう。
等々、面白そうです。
個人で趣味で使う分には面白そうで済むのですが、お店がレースで使えるレベルまで使いこなすにはかなり大変な作業になり、P師の決断には頭が下がります。幸か不幸か昨年後半は私自身のレース活動がストップしてましたので、その時間を使って緑ミニで使い方含めてノウハウを蓄積して頂きました。今年のレース活動が実戦での検証になります。
気合いを入れていきますw
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