曽根です
SUM様 初キャメルですね。いらっしゃいませ。。
ご来店は昨日でしたがブログ掲載が遅れてすみません。_(._.)_
昨日も祝日でしたので、少々店内が込み合っておりましてお待たせしてしまいました。。
クーパーモンテカルロ。。1994年式はSUM様と同じ歳のMINIです。。。
去年の10月にゲットした愛車です。。
今日は水路洗浄のご依頼ですね。。。
今までの整備の状態を知るためにも水路洗浄はしておきたいメニューです。
ヒーターバルブは国産品に交換されてましたがジョイント部から少し漏れてました。。。
後ほどバンドを増し締めしておきます
ラジエターキャップを開けると 上まで冷却水があります。
リザーブタンクとの水の行き来ができてますね。。。
洗浄剤を入れられるように冷却水を少し抜き取ります
そしてラジエターフラッシュ(洗浄剤)を入れます。
水路洗浄の前に 室内のヒーターコアの漏れチェックをします。。。
うぁ~ これは完全に漏れちゃってます。。
今の季節はヒーターバルブは閉じてるのでこれでも漏れが少ない方でしょう。。
これだけ漏れてると室内にクーラントの臭いがかなりするでしょうね。。。
クーラントの主成分エチレングリコールは有害なんで・・・あんまり吸わない方が良いですね。。
というか・・・・早急にヒーターコアは交換した方が良いです。。。
漏れてますがヒーターコアからの汚れも吸い出したいのでヒーターバルブは開けておきます
ヒーターワイヤ・・・ちょっと固かったですね。 取り回しの問題かもしれませんが・・・
では、エンジン始動して洗浄開始です。。
エンジン側の水温センサーをミニモニで読みながら
ラジエターに挿した温度計と比較していきます
エンジン側81℃まで上昇してますが ラジエターは40℃です。。
サーモスタットの密閉は良好ですね。。。
ミニモニが88℃まで上昇して サーモスタットが開いたようです。
ラジエターの温度が急上昇して、それと同時にエンジン側が1℃下がって87℃です。
水温センサーの温度精度も良好ですね。。
ラジエターに勢いよく流れこんできてる写真撮ったんですが・・・穏やかに見えますねぇ。。
エンジンを吹かしてウォーターポンプを勢いよく回して上げると勢いよく流れこんできてました
さて、次は電動ファンの作動チェックなんですが
100℃になっても回り始めないので心配してたら・・・
104℃まで上がったところで・・
ようやく回り始めました
そして、102℃でストップ。。
2~3年前から 作動温度特性がちょっと高すぎるものが出回ってるのですが・・・
それですね。。。
もう少し低い作動温度の物に交換をお奨めしますが、ヒーターコア交換の件もあるので、その時に併せて交換でも良いでしょうかね。。
十分洗浄できたので排水です。。。
汚れもしっかり出てきてスッキリしました
次はラジエターとヒーターコアから逆流で汚れを吸い出します。
やっぱり、ヒーターコアの方が汚れが滞留しやすいので汚れが出てきましたね。
左がヒーターコア、右がラジエターからの逆流水です
クーラントを入れて・・・
ヒーターコアからの漏れが無かったら、水に魔法のリキテックを入れたかったんですが‥残念。
今日の水路洗浄の仕上げは・・クーラントブースター
強力防錆 防蝕 そしてウォーターポンプの羽根によるキャビテーションを極力防止するための消泡機能強化で冷却力もアップします
最後にリザーブタンクに補水して完了です。。。
水路がキレイになって、そしてヒーターコアからの漏れがわかって良かったですね。。
けっこう漏れてますから早めの交換をお奨めします。。
今回は水路だけの点検でしたので、よろしければ次回は安心点検付きオイル交換で全体のチェックさせていただければ‥と思います。
ありがとうございました
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