曽根です。
NKM様、ばっちり同色オールペイントで生まれ変わって・・・
コーティングで更にピカピカになって絶好調だったんですけど・・・
床屋に行く途中でスポスポポ・・・・って止まっちゃって レッカー入庫です。
この位置から積載車の坂を利用してスロープカーのようにスーッと・・・・
キャメルピット横まで ”自走” ・・・・・で着陸
MINI乗りなNKM様
アクシデントだってMINIライフのうち・・と何はともあれピース。。
メーター裏あたりから、シュワッと煙が一瞬でたあと、なんかエンジンが吹けなくなって止まっちゃいました。。
1000㏄キャブですが燃料ポンプは電磁式に交換してあります。
イグニッションキー捻っても、ポンプの作動音が聞こえません。。。
NKMさんの証言からも 配線系に何らかのトラブルがあって電磁ポンプが動かなくなって止まった・・ということが想像できます
まずはヒューズボックス点検
一番上のイグニッション電源のヒューズが飛んでるようです。
30Aが完全に焼け切れてます。。。
そーっと 新しいヒューズを入れたら電磁ポンプが回りエンジン始動しました
しかし・・ ブレーキ踏んでないのにブレーキランプが点きっぱなしです。
ブレーキスイッチよく壊れるからなぁ・・・
イヤぁ こりゃ配線焼けてるよ。。。
ブレーキスイッチから配線外してもブレーキランプは点灯したまま。。。
スイッチじゃなくて配線がどっかでショートたようです。。。
メーターパネル外して、ヒューズからブレーキスイッチまでの配線を見直しますので少々お預かりさせてください。
20200608
ストップスイッチ系の配線を
切開して確認します。
加熱のような原因で、溶けています、
大電流が原因か長時間通電により過熱したか?
たいがいは、接触不良や通電不良部位の抵抗部が
原因で加熱することが、原因として多くあります。
ヒューズが切れる前に、恐らく臭いや、場合によっては発煙があったのでは?
スイッチの確認点検
熱による年経過、?
プッシュスイッチ部が動かず、オンOFF状態の位置です。通電が無く
OFF状態です。
これが、不具合発生の原因でしょうか?
切除した配線を観察、2本の線に導通があり、溶けて溶着しています。
ストップランプの点灯は、こちらが原因でしょうか?
配線を作り直します
ここで、灯火の確認点検を
スモール点灯
ターンランプとストップランプ点灯
切開したメーンハーネは、テーピング処理を
行います。
メーターパネルを戻しましたら、少し長めに試運転をいたします
20200611
試運転にと思いましたら、またもやヒューズ切れ?
室内側だけで収まっていると思っていた焼損がエンジンルーム側のストップランプ
ラインまで波及していました。
燃料タンクを外した直後の画像です。
むき出しの端子がフロアーパネルに当たり、また、長年、擦れていたのか
塗装も剥がれて、金属地が見えます。
発見しました
コネクターの絶縁部材がありません。付いていませんでした。
通常であれば、取れてしまうとは思えませんが?
他の端子には、付いていました。
Aは、ゴム製の絶縁部材
Bは、発見時のむき出し状態の接続端子
テールランプの交換をされている為他の端子は、作り直されていました。
マスターの指示によりエンジンルーム内の配線と
テールランプ付近のみの修正、配線が遊ばないように
タイラップバンドで締結します。
タンク固定のバンドボルトの先端。
もしかしたらここにも接触していたかも?
30Aのヒューズもブレーキを踏んで、直接アースでは、
切れてしまいます
人災?天災?自然に取れた?
また、マスターの推測に基づく指示で30Aのヒューズは、必要無く、
「通常であればこれだけの大電流は流れないから
15Aに変更しよう」
との指示です
30Aは、ケース内に忍ばせておきます。
長めに試運転を実施します。
20200613
マスターの推測にてミニの車両ハーネスの太さ、許容を考え、
メインの30Aヒューズは大きすぎるという事で
指示が下り
今回不具合の発生したブレーキ系統の入力側、スイッチて前に
10Aヒューズを増設をすることにしました
つづく
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