曽根です
3代目曽根号・・・・コロナGWで増量スタッフミニディ第1章では、調整式テンションロッドと公認不要になった調整式ロアームでのツアラー的な足回りを実現。。。
続いて 増量シリーズの第2章です。。。
テーマはエンジン降ろさないでできるチューニング。。
喉から手が出るほど入れてみたい ♥ハートピストンと軽量コンロッド・・・
3台目曽根号はマニュアル車だから、クロスレシオのミッションやハイカムなんかも魅力あるけど、
これらはエンジン降ろして分解が必要なパーツ達です。。。。
ミッショントラブルや、エンジンの内部のトラブルでエンジンを降ろす必要がでたら、その時がチャンスですね(笑)
3代目曽根号が今までやってきたチューニングと呼べそうなものを並べてみると・・・
● 排気系は既にLCBが入ってました。
● ノーマルエンジンにも効く サイドドラフト型インジェクターボディ
● 5°進角+軽量フライホイールでノーマルエンジンがハイレスポンス&パワフルになった
● 魔法学部 次の授業は吸電と放電・・・とにかく静電気を追っ払え
こんな感じです。。。 まぁ広い意味ではほぼノーマルですね・・・
で、今回はかなり本格的なチューンと呼べるチューニングヘッドに交換です。。。
2015年にワークスATに初めてチューニングヘッドを搭載しました。。
その時は、スロート流速、燃焼室への吸入流速などを考えるとノーマルスペックのインジェクションエンジンには大きすぎないバルブ、広げ過ぎないポート というテーマで製作したヘッドでした。
実はこのヘッド・・・ 現在は ふなっしー138号車に積まれてて健在です。。。
そして、ふなっしーはー去年のSBoM最終戦ではインジェクションリーガルクラスで ポールトゥウィンという快挙でした。。。
その後、1380㏄にズームアップしたワークスATも オートマということもあり、大きすぎないバルブ、広げ過ぎないポートのセオリーに沿ったヘッドでスタートしました
そして去年10月・・どうもインジェクション車が他のカテゴリーのMINIと比べてパワーが出てないのは吸気がボトルネックになってるのではないか・・・・という考察のもと ビッグバルブ ビッグポートヘッドを試しに積んでみたら・・・
2019年最終戦2位 2020年第1戦も2位 となかなかの好成績なのです・・♪
と、前置きが大変長くなりましたが、
やってみたかったのは、そのビッグバルブ、ビッグポートのチューニングヘッドをフルノーマルのエンジンに乗っけたらどうなるんだろう。。 それも、1380㏄のワークスATと同じサイズのビッグバルブです!! 今回は圧縮も思い切って上げてみたいな・・。
早速、SVの田中さんにお願いしました。。。
できたよぉ~
はや!!
広げた燃焼室のギリギリまで大きい吸気バルブはワークスATと同じ37㎜、排気バルブは29㎜
圧縮もノーマルガスケットで10.96だからかなり高め・・・。
これは排気ポート。。 排気は流れは良くしますがそれほど広げません。。
吸気はかなり広げてありますが
5ポートの特徴でもある途中で左右に振り分けられる吸気の通路。。。
ここの流れがそのまま燃焼室に 左の渦のように(スワール)流れこんでいきます。。。
だから、広さだけでなくその流れ方が重要になってくるんですね・・・
バルブステムを巻き込むようなスワール渦で燃焼室に流れ込むので、少しでも抵抗を減らすようにステム部分が細くなってる物をチョイス。
ということで、今回の第2章の 実験チューンは
『ノーマルエンジンに超ビッグバルブ、ビッグポート&ハイコンプのチューニングヘッド』を積んでみる・・・です。
~ ~ ~ ~ ~
5月4日
たつろうメカにお願いします。。。 ヘルプカード10枚使っちゃいました。。。
今までヘッドは脱着歴は無さそうでした。。
新旧交代の儀・・・
ノーマルバルブ
ビッグバルブ
じゃ、取付けお願いします。。。
あいよー♪ 写真ひとコマの早業です。。
無事エンジン始動。。。
軽く馴らししながら試運転・・・
おぉ・・スムーズだぞ。。。 予想に反して低速も悪くないぞ。。。
4000回転をリミットに試運転中。。。
もうちょっと回したい気持ちを押さえて一旦戻ります。。
ふなっしーにも試運転してもらうことに・・・
これ速いよー♪
5月5日追記
さて今日は本格的なテスト走行してみます。
1000回転位からガバっとアクセル開けても付いてきます。。
低速トルクはノーマルエンジンと変わらない感じ。。
弱々しい感じはありません。
走行しながら燃圧調整して良さそうなところを探しながら走ります。
超低回転からの加速したり・・・
3000回転から上は明らかに速い・・・
5000回転でもまだまだ加速してそのまま一気に6000回転超えまで吹き上がります。。。
スゲー。。
いやぁ・・ こりゃ速くなりました。
イイ感じなところでセットして戻ってきて燃圧を見ると1.2kgくらいでした。。。
ノーマルより約20%増量です。
アイドリング時の燃調補正をチェックしてみます。。。
101~103% ECUとしてはプログラム通りの燃料を噴射しているつもりですが・・・
燃圧を上げてるので実際にはノーマルよりも多くの燃焼を噴射しているにもかかわらず燃調が合ってるということは、吸入空気量が増えてることになります。
アイドリング状態でも吸入量が増えてるのは凄いです。。
高回転では更にノーマルよりも吸入空気は増えてると思われるのでもうちょっと燃圧上げないとマズイかも。。。
ノーマルエンジンにビッグバルブ&ビッグポートのチューニングヘッド・・・
実験大成功!!でした。
5ポートエンジン面白いです。。
A/F計取り付けて正確な空燃比を確認しなきゃ。。です。 近日中に取り付けて改めてご報告します。。。
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