曽根です。
前回は術後の増し締めだったYG様。。
今日はヒーターの効きがよくないので水路洗浄してみよう・・・とご来店です。
サーモスタットのチェックするのに水温上がりやすいほうがいいですよねー
と、グリルの中にお手製段ボールで蓋をしてくれてます。。。
ありがとうございます。。
アレ・・ YGさん YGさ~ん どこに居るんですかぁ~
ここにいます・・・・
え?
まるで犬じゃないですか・・・・
はいDogです・・ワン🎵
ワンちゃん、じゃ水路洗浄はじめますよー。。
その前に室内のヒーターコアの漏れチェック
このMINIは某ショップのエアコンなので ヒーターホースの配管がノーマルMINIとは違います。。
まだ、交換されて数年くらいでしょうか・・・
漏れはありませんでした。
ラジエターフラッシュ入れてエンジンスタートして洗浄開始
7ポートヘッドなので吸気は正面向いてます。。。
しかも4連キャブみたいな面構えのインジェクション。。
もちろんフルコンです。
水温表示はピボットのデジタルでセンサーはブロックに付いてます。。
エンジン側は54℃まで上昇しました
ラジエターは21℃のまま。。
この段階ではサーモスタットの密閉は良好です。
そうそう、インナーサイレンサーあるから取り付けときますね・・と YG様。
こうして暖気用に使うのは正解です。。。
間違ってもこのまま全開走行はしちゃだめです。。
エンジン側77℃まで上昇。
ラジエターもつられて71℃まで上昇してます。
サーモスタットが少し開き始めてるようですね。。
エンジン側83℃
ラジエター78℃ 約5度違いで追随してます。
サーモスタットは全開にはなってませんが、弁が緩んでるくらいの状態でしょうか。
ラジエター側に少しずつ温水が流れてるので冬の寒い時期は水温が上がりにくいことになります。
エンジン側87℃まで上昇。
ラジエターの温度は5℃違いの82℃。。
ここでラジエターに勢いよく流れこんできました。
サーモスタットが全開になったようです。
サーモスタットは82℃が入ってるようです。。
ここでヒーターバルブを開けます。
一気に室内のヒーターユニットに温水が流れこんでます。。
エンジンブロックの水温は5℃下がって82℃
ラジエターも同じく5℃下がって78℃です。
ヒーターバルブはしっかり全開になっているのではないでしょうか。。。
エアコンなので上の吹き出し口からも温風が出るんですね。。
グリルを塞いでるので水温が上がりやすいこともあって 今日は暖かい空気が出てます。
水温が上がればヒーターは効くということは確認できました。
電動ファンはピボッドの水温表示で100℃になったところで作動するようにセットしてあるとのことですのでテストは省略します。
サーモスタットの規格は82℃のようですが、70℃あたりから密閉が緩み始めて82℃で全開になることは確認できました。
ピポッドの水温表示はラジエターに対して5℃ほど高い値を出してます。
ラジエターもここ数年の間に交換されてるようですね。。中もきれいです。
そして排水します
7ポートのアルミヘッドということもありますが
YG様もご自分で少しずつ冷却水の入れ替えを行っていたとのことで汚れは少な目。。
ラジエター口から逆流で吸います。
エアコンタイプのヒーターユニットからも逆流で吸い出します
左がヒーターコア、右がラジエターの逆流水。。
汚れは少ないですね。
クーラント入れて、
仕上げはやっぱりクーラントブースター。。。
リザーブタンクにも補水して水路洗浄は完了です。。。
ヒーターは水温が上がればちゃんと効くことがわかりました。。
ヒーターの効きが悪かったのはサーモの密閉がやや甘いのが原因だったのでしょうか・・・
ヒーターが正常なのは確認できたし、水路もきれいだったから良かったワン。。
水温を高めに保つために88℃のサーモスタットにするのも手ですね。。
ありがとうございました。
追記・・・・
帰り道で水温が100℃まで上昇してしまい・・・・
気が付きました。
グリルの中の段ボールを外すのを忘れてました。。。とご報告いただきました。
あー、途中で気付いてよかったですねー。。。
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