ROVER MINI COOPER “AUSTIN SEVEN” style

 

かつて、街中で見かけたミニがきっかけとなり、

「いつかは乗りたいクルマ」として憧れるようになる人は少なくない。

やはり、ミニのコンパクトなボディとレトロなデザインには

誰にでもそう思わせてしまうほどの魅力があるようだ。

 

今回ご紹介するMさんもまた、そういった経緯でミニに憧れるようになったひとりだ。

Mさんによれば、社会人デビューを果たしてからミニを手にするためにコツコツと貯金を続け、

1か月前についにミニデビュー。長年の念願を叶えたという。

「本当は、クルマにはあまり興味がないんですけれど、ミニだけは特別でしたね。

(実際にミニを運転してみると)いままで乗っていた実家の国産車と比べると

不便なところもありますが、そういったところも、ミニの可愛さで全部許せちゃうんですよ (笑)。

通勤のときも乗っていますが、仕事に行くときでもテンションが上がっちゃいますね」と

手にしたばかりのミニに、すっかり夢中なご様子だ。

そんなMさんの愛車は、’99年式クーパー1.3iがベースのオースチン・セブンスタイル。

エンブレムやトランクバッヂ、テールレンズはもちろん

フェンダーレスのナローボディまで徹底的に再現されており

ヴィンテージな趣ある魅力的な1台に仕上がっている。

オースチンスタイルの特徴ともいえるさざなみグリルは

Mさんにとって、お気に入りのポイントだ。

また、内装はノーマルをキープしながらも

ステアリングはモトリタのウッドをチョイス。

さらに、ウッドのシフトノブにはオースチンのエンブレムがあしらわれているから

なかなかのこだわりぶりだ。松田さんによれば、今後は内装の張り替えも検討しているとのことで

ご自身がミニの魅力とも語る 「シブく・可愛く」をテーマに

ベージュをベースカラーにしてレイアウトを楽しみたいのだとか。

愛車について語る様子から

Mさんがミニからたくさんの刺激を受けていることが伝わってくる。

実際、ミニを手にしたことで、Mさんご自身にも心境の変化が現れたようだ。

「いままでは旅行とかにもあまり興味はなかったんですが

ミニが来てからは、このクルマと一緒に遠くまで走って遊びに行きたくなりましたね。

キングスロードのキャンプにも参加したいとも思ったりして、

新しいことにチャレンジしたくなりました」。

新たに迎えたミニが、松田さんを新しい世界に連れ出してくれているようだ。