曽根です。
自分でグリスアップしてたら、ラックブーツが破れてるのを見つけちゃいました・・・
とSZK様から修理のご依頼です。。。
今まで点検してもらってたMINIショップが移転されたとのことで
当店をお選びいただいたとのこと・・・・ありがとうございます。
破れたブーツから砂利でも入ったら大変・・・と
任意保険の無料レッカーで搬入いただきました。
キレイな オールドイングリッシュホワイトの40thです。。。
丁寧に乗られてるのが伝わってきます
内装もきれいですね。。
走行距離はメーター読みで48300㎞。。 実走行に見えます。。
エンジンルームは、自分ではなくショップにお任せ・・・って感じかな。。。
ブレーキフルードは光を通してみるとやや黄色く変色してましたので
最近やった車検でフルード交換されてないように見受けられます。
とういうことは・・・ リヤカップも交換されてないですね。。
冷却水は上澄みはきれいに見えるけど・・・混ざると錆汚れが出てきそうです。。。
水路洗浄はお奨めします。
オイルの汚れてませんね。。量も大丈夫。。
しかし・・・
ガソリン臭がかなり強いです。。 燃料希釈で粘度低下してそうです。
今回オイル交換もお奨めします。。。
まずは、ご依頼のラックブーツのチェックします。
はい、左右とも切れてますね。。 これはこの後すぐに交換します。
コイルサスですね。。。
リヤもコイルサス。。
ハイローはミニスポーツ製です。。コイルとの組み合わせは良くないですね。。
キャメルではラバコンをお奨めしてます。。。
引き取りでご来店時に、キャメルのおとーと君に乗ってラバコンの乗り味をお試しください。。
夜になって、シャッター閉まった中で作業開始です。。。
左右のタイロッドの長さを確認しておきます。
最後にサイドスリップは測りますが、だいたい合ってれば早いですからね。。
はい、見事に割れてました。。。
しっかりグリス入れて・・
新旧交代の儀・・
反対側も交換
国産ブーツなので耐久性あります。。
トルクで締めて完了。。。
と、ここまでは昨日 9月12日のことです。。。
で、翌日の今日13日、 SZK様にオイル交換と水路洗浄のご提案させていただきOKもらったので
オイル交換から着工します。。。
作業は石川君にお願いしました。。
選手交代。
オイル交換始めます。
ACのブロアー3が出ません。
(最強のチョイ下)
走行チェック。
アイドリングや低回転の時に少し調子悪いですね。
スピートメーターの針が振れています。
乗り心地はピョコピョコ(^_^;)
灯火チェックokです。
エンジンルームはなんとなく埃っぽいですね。。
センサー – ATCのバキュームパイプが切れています。
ECUは問題無さそう。
エアクリーナーは交換した方が良さそうですね。
ブレーキフルードは若干少なめ。
色もちょっと飴色です。
クラッチフルードも同様です。
タペットカバーからオイル滲みあります。
増し締めして少し掃除しておきます。
プラグコードは中が錆びています。
低速で調子悪かったのはコレかもしれませんね。
リザーブタンクのLLC量はokです。
オイル量ok
ガソリン臭見た目に似合わず強いですね。
あっこれはダメです。
ハイローにコイルの組み合わせは割れちゃうかも。。。。
アンダーガードの油汚れは結構多めです。
チェンジブーツにオイル滲みあります。
メーターハウジング周辺にも多いですね。
タイミングカバーにもオイル滲みあります。
クラッチケース側にも滲みがあります。
変わったドレーンですね・・・
オイル抜きます。
これでは中の様子が全然わかりません。
ノーマルのドレンに交換おすすめです。
いったいこれを外すとどうなっているのか・・・?
ちょっと恐怖ですけど。
足回り特にガタがありません。
ただ・・・グリスが凄いことになっていますけど。
右側はタイロッドエンドにガタがあります。
交換したいですね。
ゲイターブーツが切れているのとラジアスアームがかなり錆びています。・・・
グリスアップ施工します。
余分なグリスはある程度拭き取り完了。
だいぶスッキリしたんじゃないですか?
ミッションケースの方も綺麗にお掃除。
アンダーガードも綺麗にお掃除。
SOD-1も準備ok!
特に緩みはありませんでした。
やっぱりきれいなのは気持ちが良いですね。
タイヤは標準的な220kpaで合わせておきました。
オイル注入!
キャメル一番人気のSOD-1+WAKO’S PRO-S ですヽ( ´ー`)ノ
次のオイル交換は来年3月か51,000kmです。
今回が初のオイル交換だったのでオイルカルテを作りました。
次回以降全て追記していきます。楽しみですね~
オイル交換も終わったのでACファンレジスターも交換します。
すぐに新旧交代の儀。
全閉から全開まで滞りなく回るようになりました♪
次は・・・水路洗浄ですね。
はい、曽根です。
再びバトンが回ってきました。。。
水路洗浄です。。
まずは室内のヒーターコアの漏れチェックから
大丈夫ですね。
ヒーターコック か・・固い。。 ワイヤーかバルブそのものが固くなってます。
でも強く引っ張れば開きました。
ラジエターフラッシュ入れてエンジン始動で洗浄開始
エンジン側の水温センサーはグングン上がって72℃
ラジエターに挿した温度計は27℃のまま。。
サーモスタットの密閉度は良好です。。
ちょうどサーモスタットが開き始めた瞬間です。。。
88℃まで到達してサーモが開きエンジンの水温は下がりラジエターが上がりだしてます
最初にラジエターキャップを開けた時は、きれいな上澄みが見えてましたが
予想通り中から汚れが湧き出てきてます。。
水温センサーの温度精度は良好です
ラジエターには勢いよく流れこんできてます。。
サーモスタットの開弁量もOK
そして97℃で電動ファン回り始めました。
91℃まで下がってストップ
スリーチェック (サーモスタット、水温センサーの温度精度、電動ファンの作動) はすべてOKです
排水します。 最初はラジエターから吸い上げて
その後はサーモハウジングとバイパスホースを切り離して、そこから給排水します。
かなりの汚れです・・・・ スッキリと出てきました。。。
次はラジエター口から逆流で吸い出し
ヒーターコアからも逆流で汚れを吸い出します
最初ほどではありませんが、ヒーターコアからは汚れが出てきました
粘度のあるクーラントは詰まったラジエターはその吸い込み方でわかりますが、
このラジエターは詰まってないですね。。。 いい吸い込みしてました。。
そして、鉄エンジンの水路にはクーラントブースターで仕上げ。。
強力防錆 防蝕、そして泡になりにくい消泡機能強化で冷却力もアップです。
リザーブタンクにも入れて水路洗浄完了です。。。
ヒータージョイントパイプが純正の樹脂製のままでした。。。
次回ステンレス製に交換しましょう。
アイドリングで回転が安定しないのは、点火系の可能性もあります。
97年式以降の同時点火は、プラグコードを交換するだけで点火パワーが上がるのを体感できますよ。
交換してみる価値ありです。。。。
完了です。。。。
では、SZK様のご来店お待ちしてます。。。
9月14日追記
SZK様ご来店です。。
ご入庫がレッカーでしたのでお会いするのは初めてです。。
初めまして🎵
今後、足回りをリニューアルするのに・・・ラバコンってどうなんでしょう?
2~3年で経たっちゃうんじゃないかって心配なんですが・・。
新品ラバコン(アレックモールトン製)に交換してから2年使ってる おとーと君で確かめてください。
じゃ、乗ってきます。。
ぶぉ~ん
ラバコンの方がしっとりしてピョンピョンしなくて、こっちの方が好きです。。。
このラバコンは2年くらいじゃまだ新品同様ですよ。。。
足回りリニュールは長期計画の中に取り入れていただくことになりました。
他にも少し宿題が出てますから少しづつ解決していきましょう。。♪
ありがとうございました。
またのご来店をお待ちしております。
本日は少々店内が込み合っておりましてお待たせして申し訳ございませんでした。
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