曽根です
横浜からSIT様ご来店。。
初キャメルありがとうございます。
旧車は大好きで空冷ビートルをはじめ・・・他にも何台もお持ちです。。
そして、またまたゲットしたのがMINI。。。
それが、93年式でインジェクションからSUキャブに改造してあるMINIです。。I
この辺から見ると、クーラー付きのツインキャブですねー・・・・・
ですが、
ECUはそのまま残っていて、点火制御はECUがやってます。。
ECUのMAPセンサーに入ってるホースが繋がってるところが
SUキャブのスロットル部分からの負圧パイプなので
空気の流速に応じて変化するところ。。。
インマニの負圧とはほぼ正反対の動きになります。
いつもは魔法使いのアンドロイド君にデータを読んでもらうことにします。。
807回転のアイドリングで、 バキュームは97kpaでほぼ大気圧
そして ignAdv点火タイミングは上死点前6°
バキュームをインテイクマニホールドから取ってやれば
点火は15~18°位になると思います。。。
さらに加速しようとアクセルを踏み込んだ時には本来点火を遅らせるところを
逆に進む方向に進角してしまいますね。。。
ECUの機能を活かしながらキャブ化も良いと思いますが
このような確認が必要ですね。
今パーツが無いので次回、修正しましょう。。。
次回の車検の為に、インジェクションからキャブ化への公認書類だけはゲットしておきます。。。
これで、どこの陸運局でも安心して車検通せます。。。
車検のたびに必要になるので車検証と一緒にしておいてくださいね。。。
せっかくご来店いただいたのでちょっと点検・・・
クーラーの風が出ないところがあるとのこと・・・
ファンレジスターが焼けてました。。。
コイツが犯人だったか・・・
はい、これでバッチリクーラーの風は出るようになりました🎵
ブレーキフルードは交換したばかりのようですね。。。OK
クラッチフルードもOK
イグニッションコイルはルーカスのゴールド。。抵抗は3Ωのタイプです。
インジェクション車の点火システムだと純正コイルの抵抗は0.8Ωなので
次回交換するときは1Ω前後のものをお奨めします。
冷却水は少々汚れてたので、
水路洗浄することになりました。。。
洗浄の前に室内のヒーターコアからの漏れチェック
漏れ跡も無く優秀。。。
ヒーターコックを開けようとしましたが固くて動きません・・・・・
エンジンルームのヒーターバルブを直接開けました。。。
バルブもヒーターワイヤーも両方とも固く、交換お奨めです。
ラジエターホースの配管も手直しする必要があるので
そのとき全部まとめてやった方がいいですね。。
ラジエターフラッシュ入れてエンジン始動で洗浄開始
室内の水温計は62℃位を指してます。。。
ラジエターは65℃。。
水温計は低めに出てます。。。
そしてサーモスタットの密閉度は良くないです。。。
水温計72℃くらい
ラジエターは81℃。。
ラジエターは89℃まで上昇
ラジエターに勢いよく流れこんできてるのでサーモスタットは全開になりました。
88℃のサーモスタットが入っているようですね。
その時 水温計は80℃。。 誤差はかなり大きいので注意してください
ラジエター89~90℃で電動ファンは回り始めました
サーモスタットの開弁温度、 電動ファンの作動はOKです。
水温計の表示はラジエターホースの配管手直しで改善するかもしれませんね。。。
洗浄が終わり排水します。。。。
出てきましたねぇ。。。 汚れてました。
順回転で排水が大体きれいになったので
ラジエター口から逆流で吸い出し
ヒーターコアも逆流で汚れを吸い出します。。。
まだまだ、汚れが出てきます。。。
水路洗浄の極意は逆流にあり‥‥なのです。。
逆流吸い出し洗浄・・・・・ 何回も繰り返して行ないます
2回目の逆流洗浄でもこのくらいの汚れが出てきました。。。
何回も繰り返し・・・・逆流洗浄。。
だいたいきれいになったので、
クーラント入れて
クーラントブースターで更に水路を守ります。。。
今後何回かはしばらく汚れが出てきます。。
定期的な水路洗浄をお続けください。。。
せっかくご来店いただいたんで、キャメル自慢のおと~と君に試乗してってください。
じゃ、ちょっと走って来るか・・。
『MINIのオートマもいいねぇ。。。 』
でしょぉ~♪
じゃ、次回から宿題を少しづつ解決していきましょう。。。。
ありがとうございました。
またのご来店をお待ちしております。
キャメルはブログランキング参加しています
キャメルオート オンラインショップ
PECSや売れ筋パーツ販売してます
ローバーミニ専門店 キャメルオート
http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002