みなさん、いつもブログをご覧いただき、誠にありがとうございます!
今日は梅雨空の土曜日を迎えております。
週末にショールームに居るのは何週間ぶりかとスケジュール帳を確認した所
4月28日(日)ぶりでありました。
明日は横浜方面の4アジト(?)へお伺いさせて頂きます〜
さて、これからの季節は特に注意が必要ですが
オーバーヒートでお悩み、頻繁にオーバーヒートしてしまう症状で修理のご相談を頂くケースが多いです。
まずはオーナーさまで確認して頂きたいのが
クーラントの量が適量であるかどうか、エンジンが冷めている時にラジエターキャップを開けて
口元近くまでクーラントがあるかどうか確認して頂く必要があります。
そして、運行中に水温計が上昇してきた際に
電動ファンが動いているかどうか、まずはこの見極めが必要です。
電動ファンが作動していない場合は、間違いなくオーバーヒートしてしまうので
作動不良の原因を確認しなければなりません。
今回もオーバーヒートに悩むミニをメカニックが点検してみました。
今回は98年式ミニインジェクションモデルです。
ラジエターが装備されている助手席のタイヤハウス内から
黄色いプロペラの電動ファンが確認できます。
今回はファンの作動不良でありました。
取り外してみると、ご覧の通りです。
約21年間、日本の夏からミニのオーバーヒートを守り続け
活躍したお姿が・・・・
ひっきり返えしてみると
5枚のブレードがボソボソになっています。
作動中、飛び石でブレードが破損する事もありますが
熱しられたり、冷めたりを繰り返す部位なので
樹脂の劣化はハンパありませんね。
モーター軸のガタつきも大きく、きっと異音も生じていたと推測できます。
こちらの電動ファンの交換は
事前にご予約を頂けましたらお待ちいただいている間に作業可能ですので
皆さまの相棒の電動ファンコンディションを
今一度ご確認されてみてはいかがでしょうか。
商品は(こちら)からお買い求め頂けます!
オーバーヒートを繰り返しますと、エンジンに大きなダメージを与えかねませんし
一回のオーバーヒートでエンジンの大手術となってしまう場合もあります。
皆さんの相棒も約20年、またはそれ以上の年月が経過しておりますので
点検は小まめに行われる事をお勧めしております!
では、皆様、良い週末をお過ごしくださいね〜