前回はミッションからベアリング部品の樹脂が出てきちゃって
ミッションフルオーバーホールの大手術だったＵＥＮ様。。。
大手術から3か月。。。 今回は車検です。
前回、エンジン脱着してるのでエンジンルームはスッキリしてますね。。
水廻りも一式交換したので、今回は水路洗浄なしのスリーチェックだけでＯＫですね。
そうそう、エンジンが静かになってパワフルになる 『水に魔法のリキテック』 試してみませんか？
『じゃ、試してみようかぁ』
じゃ、リフトアップするので一緒に下廻り点検しましょう。。。
ミニスポーツ製のハイローキットにペチャンコのラバコン。。。
交換すると乗り心地は激変しますよぉ～
ドライブシャフトブーツのヒビはやや深めですが
まぁ1年以上は持ちそうでしょうかね。。。
リヤのラバコンも交換したいですねぇ
あんまり乗らないからなぁ。。。
車検が通るんなら 交換しなくてもいいよ
はい、車検は通ります。。。
でもこの スカスカのショックアブソーバーだけでも
交換すると もっとドライブ行きたくなると思います。。。(^^♪
『そうかなぁ・・じゃショックアブソーバーは交換しようかな。。』
じゃ、頼むね。。
引取りは2週間後の木曜・・・・6月13日に来るからよろしくぅ～
20190531
こんにちは、はじめまして、整備のたつろうです。
ここから、しばらくお付き合いください。
本日、ショックアブソーバーの交換作業とオイル交換をいたします。
工場でリフトアップするための移動時に排気音が気になり先に点検してみました
ルーキーマフラーの内部が、サクサク音がします。
開口部内は、錆で崩れてきてますね。
何らかの原因でしょう？この辺りから排気漏れのような？
サーモバンテージとワイヤーツイスターでバンディングします。
ミッションのオーバーホール直後1000㎞は鉄以外の不純物が出てくる可能性を
考慮してノーマルフィルターを取り付けてました。
ＰＥＣＳを取り付けます。
オイルの量、色、ガソリン臭など、異常はありません。
茶こしには、異物は確認できません。
定番のSOD-1とWAKO’Sのプロステージ10W-40
右リアショックアブソーバーの上部の取り外し
左リアは、ガソリンタンクを外します
フロント灯火の点検
リア灯火の点検
ウインドウォッシャーのチェックバルブの交換
正常に出るようになりました。
エアーチェックは、スペアーも確認します。
ここから曽根にバトンタッチ。。。
本来なら水路洗浄・・・・ですが
3か月前のミッションＯＨ時に水廻り一式交換してるので
冷却水はまだ新しいままです。。。
なので、今回はスリーチェックだけ行います。
エンジン側の水温センサーは86℃まで上昇してますが
ラジエターは62℃。。
サーモスタットの密閉は優秀です。
88℃でオープンするサーモスタットが入ってるので
この辺りで丁度開き始めました。
水温センサーとラジエターの温度計はほぼ同じ。。
水温センサーの温度精度は良好です
そして ラジエターに勢いよく流れこんできてるので
開弁量も良好ですね。
次は電動ファンの作動チェック。。
もう少し温度を上げます
91℃で電動ファンは回り始めました
87℃でストップ
スリーチェックはすべて合格
水温も適温になってるところでＥＣＵチェック行います
フォルトは入ってません。。
マルチ画面の数値も基準値内。。
バキューム値 ＯＫ
吸気温ＯＫ
電圧ＯＫ
Ｏ２センサー稼働してます
アイドル時の燃調補正も正常でした。
さて、今回のもう一つのお楽しみは ♬
水に魔法。。。ね。
冷却水を少々抜いて。
オマジナイを唱えながら・・・・・ 入れます。。
なんでラジエターに入れてエンジンが静かになって、パワーアップするの？
という素朴な疑問を持つあなたは正常です。。。
しかし・・・
走ればわかります。。
静かになって、パワフルになってる。。。。 うふふ・・って感じ。
お楽しみに。。。
この後、車検ラインに進みます。。
つづく
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