曽根です。
SBOM第1戦でワークスATと1-2だった MCZ88号車 ・・・・
イグニッションコイル交換で来店予定でしたが、いきなりレッカーで入庫です。。。
走ってたらガラガラって音がして止まっちゃった・・とのこと。
SBoM、TBCCと好成績で入賞を続ける団長88号機ですが
エンジン回転は5500回転リミットでの走行だそうなので
回しすぎが原因ではなさそう。。。
ロッカーカバーの中から・・・
摘出されたボルトナット。。
4番の排気のロッカーのクリアランス調整用のボルトのようです。。。
金属疲労で折れたようです。
プッシュロッドとロッカーアームの間で長さ調整するためのボルトです。。
ミニスポーツ製のローラーロッカーはリーズナブルなのは良いのですがねぇ・・・・・・。
次回はシャフトも強化品になってるミニスペアーの青いヤツにしましょう。。
店内には、SBoMで3位のふなっしーも来店です。。
では部品入りしだい交換します。。
しばらく代車でご辛抱ください。。。
3月17日追記
分解点検します。。
ローラーロッカーは見事に傷だらけ・・・
念のためにバルブとピストンが干渉してないか確認の為ヘッドを外して点検します。
問題の4番排気バルブ。。
ピストンと当たった形跡はありません。
吸気バルブも熱で変色してますね。。
これはスペシャルピストンによって良い燃焼をしている・・という証でしょう。
SVオリジナルのハート型ピストンも異常なし。。。。
ローラーロッカー交換だけで済みそうかな・・・
3月19日追記
1番、4番の排気バルブを外して点検します。
こちらは1番の排気バルブ。。
4番排気バルブの方が焼けてる色をしてますね。
高効率での燃焼のための高温がステム焼き付きなどのトラブルを引き起こす可能性も
ゼロではないので、ちょっと心配しながら分解しましたが
バルブはステムを含めて全く無傷でした。
バルブ君、疑ってごめんね。。。
4番排気のバルブシートは綺麗です。
バルブの放熱を優先してややシート幅は広めに取ってあります。
1番排気も全く問題なし。。。 いいですねぇ。
シリンダーとピストンのカーボンを落として洗浄します。
燃調が薄くなりやすい1,4番に燃調を合わせようとしてるので
全体とするとやや濃いめになってしまいます・・
スッキリ~
ピストントップの角も無傷です。
やはり今回のトラブルはハイリフトローラーロッカーのボルトの破損だけで済みそうです。
オートマ時代から使い続けたミニスポーツ製のハイリフトローラーロッカーから
ミニスペアーの青いタイプに 新旧交代の儀。
ロッカーアームのスラストスペーサーの幅を調整して組付けます。
今日は組付けたところで終了。。。
ロッカーアーム部分が削れて金属粉がオイルに混じってる可能性あるので
明後日以降にオイル交換してから、エンジン始動させる予定です。
つづく
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