曽根です。
車検で入庫したTKH様
オートマの99年式40thアニバーサリーです。
アニバーサリーは内装素敵ですね。。
車検で入庫した時から気になる症状がありました・・・
エンジンかかってもしばらく油圧警告灯が消えません。
お預かりしていた10日間にエンジン始動のたびに
10秒で消えたり、30秒で消えたり・・・
あんまり消えないんで心配になって一度エンジン止めて再始動したら消えたり・・・
油圧警告灯が消えてるときは普通に走るので
油圧のプレッシャースイッチの故障の可能性も考え実際の油圧を測ってみることにします
オイルの経路を再度チェック。
オイルポンプで吸い上げられたオイルは、その全量がオイルフィルター(黄色い枠)を通ってから
オートマの内部機構のバルブボディ(緑線の枠)に行って、
そこでエンジンに油圧(赤い矢印)を分配しています。
プレッシャースイッチを外して・・
アナログの油圧計を取り付けました
これでエンジン油圧を見ます。
エンジン油圧は上の図の 赤い矢印からでてきた油圧です。
ポンプから吐き出されたすべてのオイルはフィルターを通るので
ここで油圧を測れば、オートマに掛かってる全油圧がわかります。
奥の小さな油圧計がエンジン油圧
手前の油圧計がフィルターに掛かってる全油圧
ここでエンジンスタート!
約1000回転
このビデオを撮影した時は、
エンジンをかけた直後は油圧ゼロでしたが数秒後に油圧がかかりました。
わかったことは、フィルターヘッドに油圧が掛かった時点で
すぐにエンジンにも油圧が届いているということ。
逆に言えば、エンジンの油圧ランプが点灯しているときはフィルターヘッドにも油圧がかかってないということです。
そして翌日
車検が終わって納車のために動かそうと思ったら・・・・・・
油圧警告灯が1分経っても消えません。
エンジンの潤滑が心配で 上からオイルを補充しながら何回か試しましたが
まったく消える気配がありません。
オートマにも油圧がかかってないのでシフトを動かしても全く反応がありません。
という経緯で安心オートマにすることになりました。
車検でお預かりしてから油圧異常発覚までのブログはこちら・・・・・
つづく
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