曽根です。
MpiのKSK様 車検でご来店です。
前回はワイパー修理でしたね・・
まずは入庫の写真撮影からね。。
とりあえずは駆けつけ3枚・・・
もういっちょ。。
近いよぉ~(笑)
はい、いらっしゃいませ。。
フロントラジエターのMpiは皆さん同じ悩みなのが、停車中や渋滞中の水温上昇です
KSK様はその解決策として、カーボンボンネットのリヤ側を開けて熱気の抜け改善。
雨が降るとエンジンルームからの雨漏りは心配ですが、雨の日は乗らないから大丈夫・・・・だそうです。
でも、気になってたのがDHRから販売してたMpi専用のアルミラジエター
最近、同じラジエターをMpiのKMR様もチョイスしてましたね。
『このラジエター付けてください』
わかりました。
他は、オイル交換と定番の水路洗浄はお願いね。。。
では、しばらくお預かりさせていただきます。
じゃ、さっそく定番メニューの水路洗浄から始めます。
カーボンボンネットなんでつっかえ棒で開けときます・・・。
フェンダーエプロン掛けて・・・・
先に室内のヒーターコアの漏れからチェック
漏れは無くOKです
そのヒーターコアの洗浄できるようにコックを開けておきます。
ラジエターフラッシュ入れてエンジン始動で洗浄開始
ラジエターはフロントで密閉式なのでサブタンクのキャップを開けて温度計を挿します。
前回の車検でこのアルミ製サブタンクに交換したんでしたっけね。
エンジン始動してしばらくは、サブタンクの水温上昇してません。
サーモスタットの密閉は良好と思われます。
インジェクション車のサーモスタットの開弁温度は88℃が規定値。。
ほぼ規定値どおりにサーモ オープンして
そのまま水温は95℃まで上昇
サブタンクの方がやや低く90℃
アルミ製のタンクなのでその放熱性も優秀なのかな・・
水温計の温度精度は良好と思われます。
その時、フロントラジエターの前側にある電動ファンが回り始めました。
電動ファンが回り始めてからも2℃上昇して97℃・・・・
サブタンクの温度計もいったん2℃上昇。。
停車中の冷却はやはりちょっと苦手か。。
今回取り付けるコア増しアルミラジエターが楽しみですね。。。
それでもボンネットも開けてるので熱気が逃げて92℃まで下がったところで
電動ファンストップ。。
スリーチェックはすべてOKでした。
排水。。
少し臭いが出始めてましたが汚れは少なく水路の状態はいいですね。
ラジエターサブタンクから逆流で吸い上げ
ヒーターコア入り口のホースからも逆流で吸い出します。
こちらも優秀。 どちらからも出てきた排水はきれいでした。
定期的な水路洗浄でこれからも水路の健康維持していってください。
ラジエター交換するまでの間の錆止めも兼ねてLLCは入れておきます。
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9/11
メカ山田です。
今日は、車検対策からスタートします。
フォグランプは、左右対称に付いてないと車検ではNGなんですよね・・・
なので、外しちゃいます。
タイヤもギリギリはみ出してる?
怪しいときは、交換しておくのが正解でしょう !
さて、今日はラジエーターも交換しようと思います。
KMR様の時は、クーラーのコンプレッサーが通常のMPI車と違い、
苦労しました・・・
KSK様のミニは通常のMPI車なので、あの時ほど苦労しないと思うんですよ。
今回で2回目となるMPI車のラジエーター交換、何となく作業を思い出せるので、
あまり迷うことも無く・・・
あっさりとラジエーターの取り外しに成功 !
上が、新しく付けるラジエーターです。
アルミラジエーター、やっぱりカッコ良いです !
しかもこの厚みの違い、よく冷えそうですね !
コアを傷めないように養生したら、早速取り付け開始 !
いきなり、厚みがある分プレッシャースイッチに当たってしまって、車両に
収まりませんでした・・・
プレッシャースイッチを外し、再チャレンジ。
今度は車両に収まりましたが、やっぱりコンプレッサーのブラケットが邪魔して
ロアーホースがなかなか付きません。
ただ今苦戦中・・・ 石川さんにヘルプカードを出してみたりして。
何とか、ロアーホースも付きました !
外したプレッシャースイッチを、忘れないうちに付けておこうっと・・・
アッパーホースは、難なく取り付け完了 !
IGコイル、オルタネーターを付けて、
新しいラジエーターの取り付けが完了しました !
何とか交換は終わったけど、やっぱり時間は掛かりましたね。
おかげで、すっかり夜になってしまって・・・
一応、クーラントブースターとクーラントは入れましたが、今日はここまでかな・・・
エアー抜きは、後日行いますね。
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9/13
メカ山田です。
今日は、エアー抜きとオイル交換を行います。
エンジンを始動 !
まずは、エアー抜きから始めます。
エアー抜きといっても、サーモが開くまでエンジンを暖め冷却水を循環
させるだけなので、特にやることは無いんですけどね。
オイルも暖かくなれば、それだけよく抜けますからね !
ほどなく、電動ファンが作動。
エンジンも十分暖まったことでしょう。
エアー抜きは、これで終了。
それでは、オイルを抜きます !
まだ油温はあまり上がってませんが、エンジンが冷えた状態よりは
勢いよく抜けますね。
ドレーンは、今回もとてもキレイです。
愛車をとても大切にされてるKSK様だけに、愛車に優しい運転をされてるのでしょう !
今回も、カルテに記録します。
オイルが抜けるまでは、少々時間が掛かります。
少しでもオイルを暖めたのは正解でした。
15分くらい経ったでしょうか、オイルも十分抜けたみたいです。
オイルを入れれば、今日の作業は終了です。
今回も、SOD-1を注入ご用命。
オイルは、プロステージ15W-50をご選択です。
この後、いよいよ車検整備に出発します。
KSK様、今しばらくお待ちください・・・
つづく
ローバーミニ専門店 キャメルオート
http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002