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7月29日アイドラーズさま主催の
12時間耐久に初参加してきました。

参加といいましても
正確にはSV単独ではなく
アイドラーズ事務局の西氏が所有するアイドラーズのMINIを
今回の為に準備するお手伝いをさせて頂くカタチでの参加になりました。

ことの発端は西氏の強い熱意でした。
次期は4か月程前でした。
これに自分も触発されSV+アイドラーズの
合同チームが出来上がりました。

SVとしてはどうせ出場するならば
宣伝に繋がるような仕様にしなければいけないと
考えキャブ仕様だったMINIを1.3i仕様へ。

このベースとなったエンジンは先にも少し触れているのですが
70号車のモノ。
といっても使用した部分はブロック、クランク、ピストン。
それ以外はこの時テストを行うべきパーツで
軽量化したコンロッド、ピストンピン、銅製のオイルポンプガスケット。

走り終えてみて。

オイルポンプガスケットの耐久性は確認出来たと言えます。
ただコンロッドとピストンピンは確信が持てずに終えてしまいました。

理由は、12時間全開走行を出来なかったこと。。
出来たのは序盤の完全ドライ路面が無い中での2時間程度。
残りの時間、路面はドライではありましたがアクセル開度80パーセントと
上限5500のエンジン回転を意識し続ける走行となりました。

回転縛りの理由は走行2時間弱のところで
ピストンに異常が発生している症状が出た為です。
簡単に言うと棚落ちしかけた感じです。
この時からブローバイ&オイル消費過多に。

レースの結果だけをお伝えすれば
この状況でも一応完走。
でも我慢しながら何とか走り終えた感じでした。

途中電気系のトラブルでコース上で動けなくなり
1時間のロスタイムを受ける等で
トータルの周回数も予定より大幅に少ない194周と
アイドラーズのMINIとしては不本意な結果を与えてしまいました。

以上の事から
胸を張ってパーツの素晴らしさを伝えるには
不十分なレース結果でした。

このことを受けて。
あらためて70号車で
コンロッド&ピストンピンの本当の耐久性の確認を行います。

場所は筑波&袖ケ浦となりますが。
ショートなファイナルギヤで出来る限り高回転を
常用してもらい好タイムを出す方法で評価を頂ければと
今は考えています。

それと近々耐久で使用したエンジンを分解点検を行いますので
こちらも後ほどご報告させて頂きます。

あと12耐当日の走行動画になります。

ドライバーは70号車の高橋氏。

この日モテギは初。
2本目の走行となりますが既に僕からの指示で
エンジン負荷を抑えながらの走行です。

この動画のタイムはベストの5秒落ち
この日のベストは高橋氏が3本目に出した2分39秒
3本目はさらに縛りを厳しくした
回転上限5500回転変わらずの中
さらに3、4速のみで走行して頂いたスティントでしたが
コースに慣れてきたこともあり出せたタイムだと思います。
ベスト更新直後に先に書いた電気系トラブルでストップ。。。
高橋氏の走行はこれが最後でした。
(3本目はカメラのメモリー不足で撮れていませんm(__)m)

最後に、
このエンジンの良かった部分を少し伝えさせて下さい。
中間トルクが非常に良かったです。
茂木仕様のファイナルにも関わらず筑波仕様の70号車を
上回っている感じでした。
このトルクを得られた理由は軽量コンロッド&ピストンピン
だと自分は考えています。

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12耐ネタはまだまだ続きますm(__)m

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投稿者: Stock Vintage

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