既に製作に入っている”DHR Racing Wiiper Linkage set”を第三サティアン(笑)で3Dプリントしてみました。
ABS樹脂で作ると、写真のようにプラモデルみたいな枝ではなくて、薄いハニカムの上に複数の部品が付いた状態で出来上がります。
カルシュウムせんべいの”ハネ”みたいですが、部品と台紙状の面は細い糸状のブリッジの上でつながっているので、カッターの刃を差し込むだけで簡単に離れます。裏から見ると巧みにプリント材料を節約してるんですね。
建物の柱みたいに見えますが、作りたい部品の空間上の柱になっています。
柱と部品のつながりは最小限なので、はがすように外れてくれます。
実際にネジ溝を切って固定も出来ます。画像のネジ、スプリングワッシャー、平ワッシャー等は全てステンレス製です。クリーム色の部品もすべてステンレスで製作されます。ローズジョイントのみ、このサイズではステンレス製が無いので鉄製の部品が使われます。
左右のワイパーをつなぐシャフトは2分割にしてつなぎました。ステンレス製の直径5mmの棒の両端を半身にしてM3ネジ用のタップを切るわけですから、細かな作業です。
左にふりかけの袋が、右上にワンコのおやつが写るような家庭的な(笑)環境で仕事は進められています。
明日は実際に車輛に付けてみます。